webライターの仕事は始めやすく、副業としても人気があります。その分、単価が低く稼ぎにくいのも事実…。
仕事をするからには文字単価をあげて、しっかり稼ぎたいですよね。webライターの仕事は、ジャンルによって単価が大きく変わります。
この記事では、文字単価の高いジャンルを紹介していきます。もう文字単価の低い仕事で消耗することはなくなるでしょう。
文字単価が高いジャンルを自分で見つける方法も紹介します。単価が高く、競合が少ないジャンルをいち早く見つけてみてください。
文字単価が高いジャンル5つ
文字単価が高いジャンルは以下の5つです。案件の受け方や具体的な執筆内容にもよりますが、おおよそ1円〜の文字単価が期待できます。
- 専門職系
- 金融
- 不動産
- 転職・キャリア
- 医療・健康
webライターとして稼いでいきたい場合には、5つのジャンルで執筆するようにしましょう。
得意不得意がありますので、試しに一度、書いてみることをおすすめします。「書けそうだ」「書くのが苦痛じゃない」と感じるジャンルを探してみてください。
①専門職系
専門職系とは、いわゆる士業に関するジャンルです。士業は専門的な知識が必要なため、単価が高いです。具体的には以下のような職業に関するが当てはまります。
- 弁護士:法律関係
- 建築士:建築・住宅関係
- 社労士:労働関係 など
士業を本業としている人は、経験なども執筆できます。経験を入れ込んだ記事は、オリジナリティがあるため、単価も高くなります。ぜひチャレンジしてみてください。
②金融
金融は幅の広いジャンルでありながら、単価の高いジャンルです。金融には以下のような内容が含まれます。
- 節約・家計管理
- 借金・カードローン
- 仮想通貨
- 税金
- FX など
お金は生活に必要なものであるため、誰もが気になる話題です。需要は高いにもかかわらず、専門的な知識が必要なジャンルなので、文字単価が高いです。
金融の知識を身につけておけば、自分の生活を豊かにすることもできます。「資産運用に興味がある」「節税対策をしたい」など、興味関心がある人はチャレンジしてみるとよいでしょう。
③不動産
私たちが暮らしていくために欠かせない不動産。需要が途切れることがないため、文字単価も高い傾向があります。
- マイホームの建て方
- 不動産投資の方法
- 賃貸物件を安く借りる方法 など
生活に密着している不動産は、読者の関心も高いジャンルと言えるでしょう。
不動産は法律や金融知識が必要な場面もあります。「勉強が好き」「将来家を建てるために知識を身につけたい」という人は、不動産についての記事を書いてみてください。
④転職・キャリア
転職やキャリアアップに役立つ情報は、社会人なら誰でも関心があるもの。幅広い年代層が関心を持っているため、文字単価が高くなります。
- 転職で年収をアップさせる方法
- 仕事のやめ方
- 年収が高い業界 など
終身雇用制度が破綻した影響で、転職をする人が増えています。今後も需要が伸びると予想されており、将来も明るいジャンルでしょう。
転職経験がある人や業界の収入事情などに詳しい人にとくにおすすめです。
⑤医療・健康
誰しもが関心のある健康や専門的な知識が必要な医療は、単価が高い傾向にあります。
また、健康に近いジャンルである、ダイエットなどの美容に関するジャンルも単価が高い場合があります。
- 病気にならない生活習慣
- 難病の治療に関する知識
- 介護のリアルな体験 など
闘病経験がある人、介護経験がある人、健康マニアである人におすすめなジャンルです。
健康に関する知識は、自分自身の健康維持にも役立つので、「経験はないけど関心はある!」という人も挑戦してみましょう。
ただし、人命に深く関わる内容ですので、情報の正確性には十分に注意してくださいね。
文字単価の高いジャンルがある理由3つ
ここまで、文字単価の高いジャンルを5つ紹介してきました。文字単価が高い理由についても少し触れていますが、今一度、わかりやすく整理してみましょう。
文字単価が高いジャンルは以下のような特徴を持っています。
- 書ける人が少ない
- 客単価が高い
- 需要がある
文字単価が高い理由を知っておけば、自分で単価の高いジャンルを探すときに役立ちます。ライターとして稼いでいきたい人は、ぜひチェックしておきましょう。
文字単価の高いジャンルがある理由①書ける人が少ない
ライターが不足しているジャンルについては、単価が高い傾向にあります。なかなか人が集まらないので、単価をあげて人を集めようとしているわけです。
夜勤や早朝のアルバイトの時給が高いのと同じ原理です。具体的には、士業系や医療関連が当てはまります。
勉強が必要なので大変ではありますが、一度、知識を身につけてしまえばその後は楽になります。
就業経験のあるジャンルやあなた自身が興味のあるジャンルの中に、ライターが不足しているものはないか探してみてください。
文字単価の高いジャンルがある理由②客単価が高い
客単価が高いジャンルも狙い目です。webライターの報酬は、webサイトで発生する利益から支払われます。
そのため、客単価が高く儲かるジャンルは、webライターの収入も高いのです。不動産や転職、投資関係はこの理由に当てはまります。
時の流れで急に盛り上がりを見せるジャンルもあります。仮想通貨が最たる例でしょう。
時代の流れを読むのが得意な人や、ジャンルにこだわりのない人は、盛り上がっているジャンルで執筆してみてください。
文字単価の高いジャンルがある理由③需要がある
健康や不動産、転職などは誰もが関心があり、需要のあるジャンルです。「需要がある=お金を使ってくれる客がいる」なので、文字単価が高くなります。
逆に、需要のないジャンルは客がおらず、webサイトを運営してもあまり利益が出ません。webライターの収入はwebサイトの利益から支払われるため、需要のないジャンルは単価が低いです。
生活に密着しているジャンルを狙ってみてください。生活に必要不可欠なジャンルであれば、需要が途切れることも少ないため、長期的に安定して稼ぎやすいですよ。
文字単価が高いジャンルを見つける方法
前章では、文字単価が高い理由を紹介しました。理由を知っておけば、自分でも文字単価の高いジャンルが探しやすくなりますよ。
とは言え、実際に探そうと思うとなかなか難しいと感じる人もいるでしょう。文字単価の高いジャンルを探す具体的な方法は以下2つがあります。
- アフィリエイト報酬を見る
- 広告料を見る
「アフィリエイトってなんだ?」と感じても大丈夫。用語を解説しながら説明しますので、安心して読み進めてください。
文字単価が高いジャンルを見つける①アフィリエイト報酬を見る
webライターの報酬はwebサイトから発生する収益から支払われます。そして、webサイトの収益の多くは、アフィリエイトによって生まれています。
アフィリエイトとは、他社の商品やサービスを紹介して、紹介料を得る手法です。詳しく知りたい人は、以下の記事も参考にしてください。
アフィリエイト報酬が高いジャンルは、文字単価も高くなりやすいです。気になるジャンルのアフィリエイト報酬を調べて、文字単価が高いかどうか予想してみてください。
アフィリエイト報酬はA8.net(エーハチネット)から見られます。アフィリエイトの案件を紹介している日本最大級のサイトです。気になる方は以下のリンクから無料登録してみてください。
文字単価が高いジャンルを見つける②広告料を見る
インターネットには、広告があります。広告が出ているジャンルは、それだけ需要があり、利益が出るジャンルである証拠です。
広告を出すためにかかる広告料の値段を見れば、利益を出しやすいジャンルがわかります。利益を出しやすいジャンルは、webライターの文字単価も高くなるので、覚えておきましょう。
広告単価は、Googleキーワードプランナーというツールで簡単に調べられます。気になるキーワードを入力するだけの簡単操作で、使えるのでおすすめです。
キーワードプランナーの使い方については、以下の記事を参考にしてみてください。
稼ぎたいなら文字単価が高いジャンルに注力するのがおすすめ
webライターとして稼ぎたいのであれば、文字単価の高いジャンルに絞って執筆するのがおすすめです。
得意ジャンルを決めると、専門性を高められます。「〇〇のジャンルならあの人!」という印象を与えられるので、文字単価をあげやすいです。特定のジャンルの専門家になるイメージです。
ただ、嫌いなジャンルを書き続けるのは苦痛ですし、好きでやっている人には敵いません。単価の高いジャンルを選ぶことも重要ですが、あなたが好きだと感じるジャンルを選ぶことも重要です。
あなたがwebライターとしてどうしていきたいか、よく考えて選んでみてください。
文字単価が高いジャンルを扱っているクライアントと付き合おう
特定のクライアントと長期にわたって仕事をすると、単価アップを狙いやすいです。
仕事を発注する側としては、信頼関係のない相手に高い報酬は支払いたくありません。そのため、初めて一緒に仕事をするクライアントからの報酬は、低めに設定されています。
まずは特定のクライアントから継続して仕事をもらい、質の高い記事を納品しましょう。
「納期を守ってくれる」「記事の質が高い」などと、高評価を得られれば、単価交渉がしやすくなります。単価交渉の詳しいやり方については、以下の記事で解説しています。単価をあげていきたい人は、ぜひ参考にしてみてください。
クラウドソーシングサイトで文字単価を上げる方法
クラウドソーシングサイトを利用している人もいるでしょう。クラウドソーシングサイトで文字単価を上げる場合には、ジャンル選び以外にも気をつける必要があります。
評価制度などのサイトの仕組みを活用したり、悪質なクライアントを避けたりすることで文字単価をあげることができます。
詳細なやり方については、以下の記事を参考にしてください。サイトごとに仕組みが違うので、あなたが利用しているサイトに関する記事を読んでくださいね。
webライターとして稼ぐ方法をもっと知りたい人は
ここまで、文字単価を上げる方法について紹介してきました。この記事を読んでいる方は、「webライターとして稼ぎたい」と考えている人でしょう。
webライターとして稼いでいくためには、単価をあげていく必要があります。単価を上げる方法は、ジャンル選び以外にも多くあります。一例を挙げると、以下の通りです。
- セールスライティングを学ぶ
- 書くスピードをあげる
- 直案件を受ける
それぞれの詳しいやり方については、以下の記事で解説しています。webライターとして稼いでいきたい人は読んでおくことをおすすめします。
まとめ 文字単価が高いジャンルを狙って執筆しよう
文字単価の高いジャンルについて紹介しました。この記事で取り上げた単価の高いジャンルは以下の通りです。
- 専門職系
- 金融
- 不動産
- 転職・キャリア
- 医療・健康
これらのジャンルは、専門知識が必要であったり、需要が高かかったりするために文字単価が高いです。
「今よりもっと稼ぎたい!」と考えているwebライターの方は、ぜひ単価の高いジャンルにチャレンジしてみてください。
ただ、不得意なジャンルや嫌いなジャンルでの執筆にはストレスがつきまといます。単価の高いジャンルも複数あるので、あなたがやっていて楽しいジャンルを選んでくださいね。
コメント