【文系にしかできない仕事】営業以外にも道はある〜将来性のある仕事を選ぼう〜

生きていく知恵
  • 「自分は文系だから営業しかできないかも」
  • 「でも営業はしたくない」
  • 「文系にしかできない仕事や有利な仕事ってないのかな」

この記事は、以上のように悩んでいる人に向けて書いています。最後まで読めば、文系にしかできない仕事や有利な仕事がわかります。

また、複数ある仕事から後悔しない仕事を選ぶ方法についても紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

文系にしかできない仕事を後悔せずに選ぶためには

文系にしかできない仕事や、文系が有利な仕事は複数あります。あなたが後悔しないためには、将来性がある仕事を選ぶことが重要です。

専門知識をもつ人は収入が上がりやすいですが、そうでない人はAIに仕事を奪われるリスクが高いです。将来も安定して収入を得たいのであれば、専門知識が必要な仕事を選ぶのがよいでしょう。

ただ、AIに取って代わられる仕事はどれかを正確に予測することはできません。どんな仕事を選ぶにしても、常に時代の流れを観察し、新しいスキルを身につけていく姿勢が大切です。

そのため、勉強が苦にならない仕事、あなたが好きだと感じる仕事を見つけることが重要です。次章以降で、文系にしかできない仕事を紹介していくので、自分が続けられそうだと感じる仕事を探してみてください。

文系にしかできない仕事は勉強が必須

文系にしかできない仕事となると、専門的な知識や資格が必要なものが多くなります。中には、指定された大学や大学院を卒業しないと、資格試験の受験資格が得られない職業もあります。

仕事に就くために必要な資格などについても考慮しながら選ぶようにしてください。この記事では、文系にしかできない仕事として以下の仕事を紹介していきます。

  1. 臨床心理士・公認心理師
  2. 公認会計士 米国公認会計士
  3. 弁護士・検察官・裁判官
  4. 司法書士
  5. 通訳案内士

同じ分野の仕事や同じ試験への合格が必要な仕事については、ひとまとめにして紹介しています。

次章以降でそれぞれの仕事について解説するので、気になるものからチェックしてみてください。

文系にしかできない仕事①臨床心理士・公認心理師

文系にしかできない仕事の代表格が、臨床心理士です。心理的な問題を抱えた人へカウンセリングをし、解決に導く仕事です。

医療・教育・福祉・警察などなど、働く場所もさまざま。就職先によって、業務内容も大きく変わります。

臨床心理士になるためには、大学で心理学を学んだ後、大学院へ進む必要があります。単に心理学を学べばいいというわけではなく、臨床心理士になるために必要なカリキュラムをこなさなければいけません。

その後、試験に合格すれば臨床心理士の資格が取れます。合格率は50〜60%ほどと比較的高く、中には通信制の大学もあるので、すでに働いている人でも時間をかけられれば十分に狙えます。

  • 人の相談に乗るのが好きな人
  • コミュニケーションが得意な人
  • 倫理や道徳などに理解がある人
  • 相手を思いやれる人
  • 観察力のある人

臨床心理士は、以上のような人に向いています。当てはまるものがある人は、挑戦してみるのもよいでしょう。

また、臨床心理士は民間資格ですが、2017年に公認心理師という国家資格が登場しました。医療に関わる部分で学ぶ内容に少し差があるものの、基本的には臨床心理士と同じです。

今から臨床心理士を目指すのであれば、信用性の高い国家資格である公認心理師の資格取得も視野に入れておくとよいでしょう。

文系にしかできない仕事②公認会計士

公認会計士は、企業が提出する経営の会計に関する書類が間違っていないかを監査する仕事です「会計」と聞くと、「数字だし、理系じゃないの?」と感じる人もいるかもしれませんね。

しかし、公認会計士には法律や経営学などの文系の知識が欠かせないのです。公認会計士がいない会社はありません。お金を動かす会社には公認会計士が必要なので、需要も高い仕事です。

公認会計士になるためには、2回の試験と2年間の実務経験が必要です。

試験の合格率は10%前後(2つの試験で両方受かる確率)と低いですが、受験資格は必要ないので、勉強をすれば誰でも目指せます。ちなみに、公認会計士の資格を取得すると、税理士の資格も手に入ります。

  • 法律が得意な人
  • 経営に興味がある人
  • 正義感が強い人

以上のような人は、公認会計士に向いています。不正をなくすことが仕事であるため、正義感が強い人はやりがいをもって取り組めるでしょう。

また、グローバルに活躍できる米国公認会計士という仕事もあります。英語の知識は必要ですが、日本の公認会計士よりも試験が簡単です。

海外や海外に拠点をもつ日本企業などに就職することになります。グローバル化が進んでいくことを考えると、将来性も明るいですね。

英語が得意な人は、米国公認会計士を目指すことも検討してみてください。

文系にしかできない仕事③弁護士・検察官・裁判官

弁護士・検察官・裁判官は、司法試験に合格することで目指せる仕事です。どれも法律を使いこなすスペシャリストです。

司法試験は予備校か大学院の試験に合格しないと、受験資格を得られません。司法試験の合格率は20〜30%と低く、狭き門だと言えます。

また、就職時には予備校や大学院時代の成績が大きく影響するのも特徴です。国家資格でありながら、試験に合格しても就職できるとは限らないという厳しい業界です。

  • 正義感が強い人
  • 責任感が強い人
  • 法律が好きな人
  • 冷静である人
  • 向上心がある人

以上のような人は、弁護士・検察官・裁判官に向いています。厳しい業界ではありますが、その分、自分に厳しくありたい人にとってはやりがいが感じられるでしょう。

3つの仕事はいずれも裁判に関わりますが、判決は難しい判断が迫られるため、AIには難しいとされています。将来的にも需要が安定している可能性が高い職業です。

文系にしかできない仕事④司法書士

司法書士も法律を扱う仕事です。債務整理や相続など弁護士と同じ業務に加え、登記ができます。登記は不動産の取得や会社の立ち上げ時に必要な手続きですので、需要も高いです。

司法書士試験に合格すると司法書士になれます。司法書士試験に受験資格はありませんが、合格率は3〜4%と超難関です。

合格するためには相当な勉強量が必要なため、法律が好きな人ではないと難しいでしょう。

  • 几帳面な人
  • 法律が好きな人
  • コミュニケーション能力がある人
  • 論理的思考が得意な人
  • 責任感が強い人

法律を扱いつつ、人から話を聞く場面もあるため、几帳面さなどに加えてコミュニケーションスキルも必要です。

必要なスキルや適正は多いですが、その分だけAI技術が発達しても、仕事を奪われる可能性が低い仕事と言えます。

文系にしかできない仕事⑤通訳案内士

通訳案内士は、通訳をしながら外国人旅行者を観光地に案内する仕事です。聞き慣れないかもしれませんが、国家資格もある立派な職業です。

通訳案内士になるには全国通訳案内士試験に合格する必要があります。外国語の理解はもちろん、日本史や地理についての知識が必要です。合格率は10%程度の難関です。

  • コミュニケーション能力がある人
  • 臨機応変に対応できる人
  • 語学を学ぶのが好きな人
  • 人と関わるのが好きな人
  • 異文化に理解のある人

以上のような人に、向いています。幅広い知識が必要なため、勉強熱心な人が向いています。また、接客業ですので、高いコミュニケーション能力も必要です。

文系に有利な仕事・文系からでも目指せる仕事

続いて、文系に有利な仕事や文系から目指せる仕事を紹介します。

  • 記者:言葉を使う仕事
  • 教員:論理的に教える仕事
  • 事務職:情報処理能力が必要な仕事
  • 介護士:コミュニケーションが必要な仕事

以上の仕事は、理系でも文系でも目指せますが、文系の論理性や情報処理能力が活かせる仕事です。

話したり、文章を書いたり、言葉を使うことが得意な人におすすめです。教員以外は特別な資格や免許は必要ありません。

あまり勉強は得意ではない」「手軽に就職・転職したい」という人はこれらの仕事を選ぶとよいでしょう。

文系から独立・フリーランスを目指せる仕事

独立やフリーランスに憧れを持っている人もいるかもしれませんね。独立というと、特別な人にしかできない印象があるかもしれませんが、まったくそんなことはありません

パソコンを使ってできるIT関連の仕事であれば、初期費用がかからないので誰でも手軽に始められます。

初期費用がかからず独立を目指しやすい仕事は、以下の通りです。

  • webライター
  • ブロガー
  • プログラマー

プログラミングもおすすめですが、向き不向きがかなりありますし、身につけなければいけない知識が多いです。

その点、ブロガーやライターは知識がなくても、問題ありません。調べる力さえ身につければ文章は誰でも書けます

ライターとブロガーは両方とも文章を書く仕事なので、両立しやすいという特徴もあります。実際、ライターとブロガーの両輪で独立している人は多いです。

初心者のうちはブロガーよりもライターの方が稼ぎやすいので、ライターから始めることをおすすめします。webライターの仕事については、以下の記事を参考にしてみてください。

Webライターとは?年収〇〇万円の仕事内容や必要スキルを解説
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まとめ 文系にしかできない仕事から自分に合ったものを選ぼう

文系にしかできない仕事を紹介してきました。この記事で取り上げた仕事は、以下の通りです。

  1. 臨床心理士・公認心理師
  2. 公認会計士 米国公認会計士
  3. 弁護士・検察官・裁判官
  4. 司法書士
  5. 通訳案内士

文系にしかできない仕事は、専門的な知識が必要なものが多いです。専門知識を身につけるのは大変ですが、そういった仕事は価値が高く、需要もあるのでおすすめです。

また、文系からでもフリーランスを目指せます。はじめから独立するのはリスクが伴うので、興味がある方は副業から始めてみるとよいでしょう

webライターなら、パソコンさえ使えれば手軽に始められるのでおすすめです。webライターの仕事内容などについては、以下の記事を参考にしてみてくださいね。

Webライターとは?年収〇〇万円の仕事内容や必要スキルを解説
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