文系なのに理系の仕事を選ぶってありなの?選んだ人の理由も紹介!

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「文系なのに理系の仕事を選ぶってありなの?」
「文系なのに理系の仕事を選ぶ人の理由ってなに?」
こんな方に向けて記事を書きました。

文系に進むのか理系に進むのかは、高校生のときになんとなく決まり、そのまま文系に進んで文系の仕事に就く人が多いと思います。

でも、文系学部卒の人や文系の仕事の経歴しかない人が、理系の仕事をに就くというケースもあります。

本記事では、文系と理系の違い文系なのに理系の仕事を選ぶ人の理由などに着目しながら、文系なのに理系の仕事を選ぶことがありなのかを解説していきます。
ぜひ参考にしてくださいね。

文系の理系の違いとは?

文系と理系の違いを表す言葉に、「理系は論理的に考え、文系は直感的に考える」という言葉があります。
両者の違いは何で決まるのでしょうか?

本章では、文系と理系の違いについて解説します。
文系と理系の違いは、3つあります。

  1. 大学入試の受験科目の違い
  2. 大学時代に入るゼミや研究室の違い
  3. 進路の違い

それぞれ解説していきます。

大学入試の受験科目の違い

高校2年生に進級するときに、文系と理系の選択をしませんでしたか?
文系と理系の違いが決まる要因のひとつに、大学入試の受験科目の違いがあります。

下記の表は、国立大学の二次試験と私立大学について、一般的な受験科目をまとめたものです。

文系理系
国立大学(二次試験)英語・国語(・地歴)数学・理科・英語
私立大学英語・国語・社会or数学数学・理科・英語

大学入試のときに選択した科目や進学した大学の学部で、文系なのか理系なのかを決まってしまう場合が多いですよね。

大学時代に入るゼミや研究室の違い

大学3・4年次になると、「ゼミ」や「研究室」と呼ばれる授業を選択しなければなりません。

文系学部の学生は、学生が中心となって主体的に進める演習形式の「ゼミ」に参加します。
また、理系学部の学生は、指導教授のもと学生が自分たちの決めたテーマに沿って研究室で実験を行う「研究室」に参加します。

最終的には、研究成果を論文としてまとめる点は同じでも授業の呼ばれ方に違いがあり、明確に文系と理系が意識されるのです。

進路の違い

選択する仕事の内容と大学での研究内容は、必ずしも合致しません。

しかし、理系の仕事の中には、大学で学んだ専門知識がなければ就くことができない仕事もあります。
研究開発分野や医療分野などの仕事は、大学でその分野を研究した経験が必要となります。

理系学部卒の人が文系の仕事に就くことが可能であっても、分野によっては文系学部卒の人が理系の仕事に就くことが難しいケースもあるのです。

文系と理系は進む進路に違いが生まれます。

全ての理系の仕事に、始めから専門性が必要な訳ではないです。しかし、文系学部卒の人が、専門性の高い理系の仕事に就くことには、一定のハードルがある場合があります。

具体的に文系の仕事と理系の仕事とは?

本章では、具体的に文系の仕事と理系の仕事を紹介していきます。
主に文系の仕事と呼ばれる仕事の例です。

  • 事務職
  • 営業職
  • 臨床心理士・公認心理師
  • 公認会計士 米国公認会計士
  • 弁護士・検察官・裁判官
  • 司法書士
  • 通訳案内士

続いて、主に理系の仕事の例を紹介します。

  • 研究系・開発系
  • 技術職
  • 技術営業職
  • エンジニア
  • 金融系
  • MR・薬剤師
  • 建築士・設計士
  • 医師

紹介した中には、理系でなければ就けない仕事文系でなければ就けない仕事など、専門性が高い仕事もあります。

文系でなければできない仕事については、こちらの記事で詳しく解説しています。

【文系にしかできない仕事】営業以外にも道はある〜将来性のある仕事を選ぼう〜
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文系と理系を比較してみる

本章では、文系と理系を比較します。
主に比較する点は、以下の3つです。

  1. 比率
  2. 収入面
  3. 就職先

それぞれ解説していきます。

比率

文部科学省の「学校基本調査・卒業後の状況調査・大学(平成28年度)」によると、大卒就職者数は418,163名で、文系学部卒は347,805名、理系学部卒は70,358名でした。

文系学部卒が8割以上を占めており、理系学部卒の人が貴重であることがわかります。

収入面

収入面で理系出身者と文系出身者を比較すると、理系出身者の方が給料が高い傾向にあります。(参考:理系出身者と文系出身者の年収比較-JHPSデータに基づく分析結果

理系出身者が貴重な存在であることを考えると、自然な結果ですね。

就職先

企業が必要な人数が採用できたかどうか」の割合は、「内定者数/募集人数」で計算する「採用充足率」で把握することができます。

2018年の新卒の「採用充足率」は、文系が94.4%で理系が総合79.7%でした。(参考:2018年卒 マイナビ企業新卒内定状況調査

理系の仕事は、企業が採用したい人数を十分に確保できていないことがわかります。

このデータを見ると、就職活動に有利だからという理由で、理系に進む学生の行動は理にかなっていることがわかります。

文系なのに理系の仕事を選ぶ人の3つの理由とは?

文系学部卒の人が、理系に仕事に就いていると「なんで?」と思う人もいるでしょう。
しかし、その一方で文系なのに理系の仕事を選ぶ人が、意外に多いという事実もあります。

文系なのに理系の仕事を選ぶ人には、理由があります。
大きな理由は、主に3つあります。

  1. どうしてもやりたいから
  2. 違う分野の仕事がしたいから
  3. 文理不問で興味がわいたから

それぞれ解説していきます。

【文系なのに理系の仕事を選ぶ理由】①どうしてもやりたいから

大学は文系学部を選んだけれど、自分が興味を持ったり、希望したりする仕事が理系である場合があります。

自分が文系学部であっても、「どうしてもやりたい!」という気持ちが出てくると、理系の仕事を選ぶ人は多いです。

自分の経歴に関係なく、気持ちに忠実に従う正直さを時には大切にしたいですね。

「どうしてもやりたい!」という人は、文系と理系のハードルなど簡単に乗り越えてしまいます。

【文系なのに理系の仕事を選ぶ理由】②違う分野の仕事がしたいから

文系なのに理系の仕事を選ぶ理由に、違う分野の仕事がしたいから選ぶという理由があります。

採用に携わる面接官は、若い社員に対して専攻よりも人間性を重視すると言います。
自分のやりたい仕事は、すぐに見つかるものではありません。

文系の仕事に違和感を感じる人や、理系の仕事にチャレンジしたいと思う人は、素直にその気持ちに従います。

一度文系の仕事についてみたものの、違う分野で仕事をしたいと思い、文系の仕事をしていた人が理系の仕事を選ぶケースは意外に多いのです

【文系なのに理系の仕事を選ぶ理由】③文理不問で興味がわいたから

最近は、文系と理系に関係なく募集する企業が増えています。
理系分野で文系でも挑戦できるチャンスは増えており、文理関係なく応募できる場合が多いです。

そのため、文系の人が理系の仕事に興味を持つ機会も増えています。
企業も様々な人材を確保し、組織を活性化させたいからですね。

文系学部卒や文系の仕事の経歴しかない人でも、気後れせずに理系の仕事に就くチャンスがある社会になっています。

最近は文系と理系の垣根がなくなってきている

現在は、文系と理系の垣根がなくなってきています。
文系と理系を分けて考えるのは、日本独特の考え方です。

最近は、総合人間学部のように、文系と理系の両方の要素を備えた学部も数多くあります。
仕事においても文系と理系の要素を完全に分けて考えるのは難しいです。

例えば、技術営業は理系的な知識と文系的な人間力の両方が必要です。
システムエンジニアは、理系の仕事とされていますが、文系の人も多く活躍しています。

学問においても仕事においても、文系と理系の垣根がなくなっているのです。

文系なのに理系の職業につくのってあり?

前の章で解説した通り、文系と理系の垣根がなくなってきています。
文系なのに理系の職業につくことを恐れる必要はありません。

ただし、文系学部卒の人や文系の仕事の経歴しかない人は、理系の仕事に求められる専門性や論理的思考力・数値処理能力の向上に努める必要はあるでしょう。

文系か理系にとらわれない幅広い視野を持つことは、きっとあなたの武器になってくれることでしょう。

文系だからといって臆する必要はなく、文系学部で学んだことや文系の仕事での経験を武器にして、理系の仕事にチャレンジしましょう。

【まとめ】文系なのに理系の仕事につく人は意外に多い!

以上、「文系なのに理系の仕事を選ぶってありなの?選んだ人の理由も紹介!」でした。

文系なのに理系の仕事を選ぶ人の主な理由は、主に3つありました。

  1. どうしてもやりたいから
  2. 違う分野の仕事がしたいから
  3. 文理不問で興味がわいたから

文系か理系かは、高校生のときに文系と理系に分かれたときのままに決まる場合が多いです。
しかし、自分か文系の仕事に就きたいのか理系の仕事に就きたいのかは、そのときにはわかりません。
興味や関心も変化します。

やりたい仕事が理系の仕事なら、あなたが文系学部卒であったり文系の仕事の経歴しかなかったりしても、理系の仕事を選ぶべきです。
あなたの学んできたことや経験は、、きっと役に立ってくれることでしょう。

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