「文系から目指せるエリート職業には、どのようなものがあるの?」と気になってはいませんか。
「せっかく就職するのであれば、高収入のエリート職業に就きたい」と考える方もいるでしょう。
そこで、本記事では文系から目指せるエリート職業を厳選して5つ紹介します。
将来はエリート職業に就きたいと考えている文系の方は、ぜひ職業選びの参考にしてください。
そもそも平均年収はいくら?
本記事では高収入のエリート職業を紹介しますが、比較する平均収入がわからなければ、なかなかイメージが湧きづらいでしょう。
そこで、エリート職業を紹介する前に、この章では平均年収を紹介します。
2019年に国税庁が実施した『民間給与実態統計調査』によると、平均給与は436万円でした。
調査をする年によって平均給与は変動しますが、おおよそ420万~430万円で推移しているのです。
本記事では、平均給与である436万円より年収が高い職業をエリート職業として紹介します。
この平均給与を踏まえて、次の章よりエリート職業を紹介していきます。
文系から目指せる高収入のエリート職業5選
平均給与より年収が高い職業は複数ありますが、本記事ではその中から厳選して5つの職業を紹介します。紹介する職業は、以下の通りです。
- 公認会計士
- 税理士
- 弁護士
- 大学教授
- 記者
紹介する職業の中には、平均年収が1,000万円を超えるものもあります。
これより順番に紹介していくため、エリート職業に就いて稼ぎたい方は参考にしてください。
文系から目指せる高収入のエリート職業①公認会計士
公認会計士とは、会計の業務を行う会計士の中でも国家資格を有する職業です。
三大国家資格の一つであり、経済界最高峰の国家資格と言われています。
転職エージェント「MS-Japan」の調査によると、2019年度の公認会計士の平均年収は874万円です。
国民の平均給与である436万円と比較すると、公認会計士は稼いでいるとわかるでしょう。
ちなみに、仕事内容には以下のようなものがあります。
- 監査業務
- コンサルティング業務
- 税務業務
- 会計業務
文系から目指せる高収入のエリート職業②税理士
税理士とは、税の専門知識を駆使して、顧客が抱える税金や融資の悩みを解消する職業です。
国家資格である税理士の資格を取得して、税理士会に登録している人を税理士と呼びます。
2018年に厚生労働省が発表した『賃金構造基本統計調査』によると、税理士の平均年収は892万円です。
ただし、この平均年収は会計士と合わせたデータであるため、税理士のみの場合は年収が少し変動するでしょう。
しかし、年収が変動したとしても、国民の平均給与よりかなり高いことがわかります。
ちなみに、仕事内容には以下のようなものがあります。
- 税務代理
- 税務署類の作成
- 税務相談
- コンサルティング業務
文系から目指せる高収入のエリート職業③弁護士
弁護士とは、依頼人の相談に乗ったり、代理で相手と交渉したりする職業です。
三大国家資格の一つである弁護士資格を取得して、弁護士会に登録すると、弁護士として働けます。
2018年に厚生労働省が発表した『賃金構造基本統計調査』によると、弁護士の平均年収は1,026万円でした。
国民の平均給与である436万円の2倍以上の年収であり、れっきとしたエリート職業です。よくドラマの題材にもなっているため、エリートのイメージがある方がほとんどでしょう。
ちなみに、仕事内容には以下のようなものがあります。
- 民事事件の代理人
- 刑事事件の代理人
- 法律面から会社をサポート
文系から目指せる高収入のエリート職業④大学教授
大学教授とは、大学に通う学生に対して専門分野に関する授業を行う職業です。
小中高の学校で働く教師のように教員免許は必要ありませんが、専門分野の高度な知識を身につけておく必要があります。
2018年に厚生労働省が発表した『賃金構造基本統計調査』によると、大学教授の平均年収は1,070万円でした。
大学の規模によって年収は異なり、大規模な私立大学ではさらに年収が高い傾向にあります。しかし、上記の年収でも、国民の平均年収より稼いでいることは明らかでしょう。
ちなみに、仕事内容には以下のようなものがあります。
- 講義の開催
- 論文の執筆
- 専門分野の研究
文系から目指せる高収入のエリート職業⑤記者
記者とは、政治や経済などさまざまな出来事を取材して、外部に発信する職業です。
一口に記者と言っても、新聞記者や雑誌記者・テレビ報道の記者などさまざまな種類の記者が存在しています。
2018年に厚生労働省が発表した『賃金構造基本統計調査』によると、記者の平均年収は788万円でした。
記者が高収入なのを意外に感じる方もいるでしょうが、実際に国民の平均年収の1.8倍程度は稼いでいるのです。
ちなみに、仕事内容には以下のようなものがあります。一見、デスクワークが多そうに思えるかもしれませんが、ネタがあればすぐ現場に駆けつける体力も必要なのです。
- 現場へ取材
- 記事の執筆
- 記事の編集
エリート職業に就かなくても高収入を狙える副業2選
これまで、年収の高いエリート職業を紹介しました。
しかし、年収が高いだけあって、資格や高い専門性が求められるものが多いとわかったのではないでしょうか。
また、本記事で紹介した職業は責任が重いものばかりであるため、人にとっては強いストレスを感じてしまうことも。
しかし、「エリート職業は無理かもしれないけれど、高収入を稼ぎたい」方もいるでしょう。そのような方には、副業がオススメです。
本記事では、稼げる副業として以下の2つを紹介します。
- Webライター
- プログラミング
これより順番に紹介するため、エリート職業への就職以外で稼ぐ方法を知っておきたい方は参考にしてください。
エリート職業に就かなくても高収入を狙える副業①Webライター
ます初めに紹介する副業は、Webライターです。インターネット環境とパソコンがあれば、誰でも簡単に始められます。
仕事内容は、クライアントから依頼されたテーマにそって記事を執筆するものです。案件によっては構成作成からCMSの入稿まで幅広く対応する場合もあります。
では、なぜWebライターで高収入が狙えるかというと、本業で培った知識を活かして専門性の高い記事を執筆すれば、1文字10円も夢ではないからです。
1文字10円と聞くと安く聞こえるかもしれませんが、たった10文字で100円を稼げます。ライティングに慣れれば短時間で多くの案件をこなせるため、副業の時給が本業を超える場合もあるのです。
以下の記事で、Webライターの始め方や注意点を解説しているため、ぜひ併せてご覧ください。
エリート職業に就かなくても高収入を狙える副業②プログラミング
次に紹介する副業は、プログラミングです。プログラミングは理系のものと思われがちですが、プログラミングと数学はあまり関係がないため、文系の方でも始められます。
プログラミングを学習し始めてすぐに稼げるものではありませんが、着実にスキルを身につけると、立派な収入源となるのです。副業でプログラミングをしている人の中には、月に30万円以上稼いでいる人もいますよ。
本業よりもプログラミングで稼げたら、フリーランスのプログラマーとしても活動するのもひとつの手です。
まとめ:エリート職業に就けば年収1,000万円も夢じゃない!
本記事では、文系から目指せるエリート職業を5つ紹介しました。紹介した職業は、以下の通りです。
- 公認会計士
- 税理士
- 弁護士
- 大学教授
- 記者
しかし、エリート職業は資格が必要であったり、高度な専門知識が要求されたりするため、簡単になれるものではありません。
そのため、「稼ぎたいけれど、エリート職業になんて就けない」と思ってしまう方もいるでしょう。
そんな方には、副業がオススメです。本業だけで高収入が稼げなくても、副業と足したら高収入になる可能性があります。
本記事を参考にして、エリート職業を目指すか検討してみてくださいね。
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