今回は、クラウドワークスで実際に行われた悪質なクライアントによる対応6選を紹介しながら、悪質クライアントを見抜く2つのポイントについて解説していきます。
また、すでに悪質クライアントに遭遇してしまい対応に困っている方向けに対応策も紹介しています。ぜひ、最後まで記事を読んで優良なクライアントから案件を受注する参考にしてみてください。
【クラウドワークス】悪質クラアントの対応6選
クラウドワークスって安全なの?
これからクラウドワークスを利用しようか迷っています。
結論から述べるとクラウドワークス自体は、「安全なサービス」です。しかし、一部悪質なクライアントが存在するので注意が必要です。
そこで今回は、クラウドワークスを利用するWebライターが経験した、悪質クライアントからの対応例6つを紹介します。
- 金銭を要求してくる
- 個人情報を聞いてくる
- マニュアルが曖昧
- テスト記事が無報酬
- 連絡がつきにくい
- 報酬が支払われない
次章から、詳しい悪質対応の内容について確認していきましょう。あなたも遭遇するかもしれない対応例ばかりなので、ぜひ注目してご覧ください。
6点をしっかりと覚えて安全にクラウドワークスを利用したいね!
【クラウドワークス】悪質クライアント①金銭を要求してくる
悪質クライアントの対応1つ目は、「仕事を契約する際に金銭を要求してくる」です。以下の画像は、実際にクラウドワークスの「みんなのお仕事相談所」に寄せられた内容です。
この質問では、ワーカーがクライアントから「仕事を開始する前に21万円の振り込みと、住民票などの個人情報を要求された」と記載されています。
次章でも紹介しますが、個人情報を要求することは禁止されています。また、クラウドワークスに限らず、仕事を開始するのに現金を要求することは決してありません。
【クラウドワークス】悪質クライアント②個人情報を聞いてくる
悪質クライアントの対応2つ目は、「個人情報を聞いてくる」です。前述したケースと似ていますが、以下の画像のように住所や連絡先などの個人情報を聞いてくることが多くあります。
この質問内容のように、レビュー記事やモニター案件では、「レビューする商品を自宅に送りますので」といって個人情報を聞き出す場合が多いようです。
仕事に必要ならと、つい教えてしまいそうだね…
しかし、クラウドワークスでは、契約前に個人情報のやりとりは禁止とされています(利用規約22条)。
【クラウドワークス】悪質クライアント③マニュアルが曖昧
悪質クライアントの対応3つ目は、「マニュアルが曖昧」です。クライアントの意向を記したマニュアルが曖昧であったり最悪の場合マニュアルが存在しなかったりする場合があります。
マニュアルが曖昧だと何が大変なの?
マニュアルが曖昧であると、ライターは「これはどうしたらいいのかな?」など一つひとつをクライアントへ確認しなくてはいけません。
また、記事を執筆し終えてから「この記事はこうして欲しい」とクライアントが後付けで注文をつけてくる場合があるのです。
最悪の場合、クライアントが納得する記事にならず案件をキャンセルされてしまう可能性もあります。
【クラウドワークス】悪質クライアント④テスト記事が無報酬
悪質クライアントの対応4つ目は、「テスト記事(テストライティング)が無報酬」です。テスト記事とは、案件を受注する際に、クライアント側から「あなたの実力を見せてください」といった意図で行われる執筆テストです。
通常は、応募した案件よりも報酬は低いですが、テスト記事にも報酬が支払われます。
しかし、悪質クライアントの場合、このテスト記事に対して報酬を支払わない場合があるのです。
最悪の場合、報酬が受け取れずに案件自体も不採用となれば、あなたが費やした作業時間は無駄となってしまうのです。
時間をかけたのに報酬がないのは辛いね…
【クラウドワークス】悪質クライアント⑤連絡がつきにくい
悪質クライアントの対応5つ目は、「連絡がつきにくい」です。クラウドワークスに限らず、クラウドソーシング系では、コミュニケーションツールを使用しての連絡が基本となります。
良質な記事を執筆するため、ライターはクライアントへ質問や相談を行うでしょう。しかし、メッセージを送ったが、2日たってもクライアントからの返信がない。
返信がなかったら、納期に間に合わなくなるよ…
そして、最悪の場合そのまま納期を迎えてしまい、「良質な記事ではない」とクライアントから低評価をつけられる可能性もあります。
【クラウドワークス】悪質クライアント⑥報酬が支払われない
悪質クライアントの対応6つ目は、「報酬が支払われない」です。そんなこと実際にあるの?と驚く方も多いでしょう。しかし、この悪質対応は実は多く報告されています。
共通しているのは、納品後にクライアントと突然連絡がとれなくなり、支払いについて連絡を取ろうにも音沙汰がないといった状態です。
せっかく、時間をかけて作業をして納品を行ったのに報酬が支払われないのは、クラウドワークスで仕事をするワーカーにとって最も困ることでしょう。
このような場合には、すぐに運営へ連絡しましょう。そして、このような事態を未然に防ぐため、以下の点に注意が必要です。
- 信用できるクライアントか確認する
- 利用規約を熟読する
- 案件契約内容を確認する
- やり取りの全て(証拠)を保管する
悪質クライアントからの対応の中でも最もライターを困らせる内容なので、ぜひ注意して案件受注をしてください。
悪質クライアントを見極める2つのポイント
ここまで、実際にクラウドワークスで行われた悪質クライアントからの対応6選を紹介しました。
悪質クライアントを事前に見抜く方法はないの?
それでは、悪質対応を受けないためにも、悪質クライアントを見極める2つのポイントを覚えておきましょう!
- プロフィールを確認する
- 案件内容をよく確認する
次章からそれぞれの詳しいポイントを解説するので、ぜひ参考にしてください。
悪質クライアントの見極めポイント①プロフィールを確認する
クライアントのプロフィールで確認するべきなのは、以下の5点です。
- 会社概要はきちんとしているか?
- 4つ星以上の評価か?
- 実績はあるか?
- 登録日は浅くないか?
- 本人確認をしているか?
以上の5点のポイントがきちんと満たされているクライアントは、基本的には優良と考えて良いでしょう。反対に、どれか1点でも欠けている場合には注意しましょう。
悪質クライアントの見極めポイント②案件内容をよく確認する
2つ目の見極めポイントは、「案件内容」です。特に案件内容で確認するべきなのは、以下の2点です。
- 報酬は適正か?
- 難易度の表現と予想される作業量が一致しているか?
報酬は、文字単価が極端に「安すぎる」あるいは、案件が簡単なのに「高すぎる」ということがないか確認しましょう。作業量に見合わず安すぎたり高すぎたりする場合は、悪質クライアントの可能性があります。
うまい話には裏があるってことだね!
そして、テスト記事(テストライティング)がある場合には、きちんとテストライティングの報酬についても明記されているか必ず確認しましょう。
もう1点は、案件内容に記載されている難易度(作業量)と実際にあなたが、案件内容を確認して感じた作業量が一致しているかどうかです。
悪質クライアントへの3つの対処法
受注してから悪質クライアントだと気がついたらどうしたら良いの?
実際に案件を受注してから悪質クライアントだとわかる場合もあります。その場合には、どのように対処したら良いのか気になるでしょう。
その場合には、以下3つの対処法を参考にしてみてください。
- 関わらない
- 契約を終わらせる
- 運営に通報する
基本的には、悪質クライアントと気がついた時点で関わらないようにしましょう。そして、すぐに運営側にクライアントからの対応を証拠(メッセージのスクリーンショット)などと一緒に報告しましょう。
まとめ:悪質クライアントを事前に見抜いて関わらない!
今回は、クラウドワークスを利用するワーカーが体験したクライアントからの悪質対応について紹介しました。最後に、要約した内容を確認しましょう。
クラウドワークスで実際に起こったクライアントからの対応で特に悪質なものは以下の6点でした。
- 金銭を要求してくる
- 個人情報を聞いてくる
- マニュアルが曖昧
- テスト記事が無報酬
- 連絡がつきにくい
- 報酬が支払われない
そして、悪質クライアントを見極める2つのポイントについても紹介しました。
- プロフィールを確認する
- 案件内容をよく確認する
最後に、悪質クライアントに遭遇した際の対処法は以下の通りでした。
- 関わらない
- 契約を終わらせる
- 運営に通報する
クラウドワークスに限らずクラウドソーシングを利用した仕事では、今回紹介したような悪質なクライアントが存在します。
ぜひ、今回の記事を参考に悪質クライアントを見抜き、優良なクライアントのもとで仕事を行えるようにしてみてください。
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