「webライターの報酬の相場を知りたい」「webライターの報酬の相場を知った上で、報酬アップに必要なことを知りたい」こんな方に向けて記事を書きました。
webライターとして活動していると、「この案件は、報酬が安過ぎない?」と感じることはありませんか?
本記事では、webライターの報酬の相場や計算方法、報酬アップの秘訣を解説します。報酬の単価の相場を知ることで、案件を受注するときに相場とかけ離れた報酬の案件を避けることができますよ。
報酬の相場によって求められることも紹介していますので、今の自分に何が必要なのかもわかります。
ぜひ参考にしてくださいね。
webライターの報酬単価の計算方法とは
webライターの報酬単価の代表的な計算方法は、2つあります。
報酬単価について知りたい方は、まず計算方法について知っておきましょう。
- 文字単価
- 記事単価
それぞれ解説していきます。
①文字単価
webライターの報酬単価は、文字単価で計算することが多いです。
文字単価は、「1文字あたりの金額×依頼文字数(または執筆文字数)」で計算されます。
例えば、文字単価が1円で依頼文字数が3,000文字であった場合の報酬は、「文字単価1円×3,000文字=3,000円]になります。
上記のような案件を引き受けたとしても、ピッタリ3,000文字の記事になることは、ほとんどありません。
そのため、案件に応じて文字数に限らず3,000円であったり、実際にの納品した文字数×1円であったりと、案件により細かいルールは、さまざまです。
後でトラブルにならないように、案件の細かい契約はしっかり確認しておくようにしましょう。
②記事単価
記事単価はある程度、実績があるwebライターに使用される計算方法です。
1記事3,000文字程度といったように、ある程度の記事の文字数目安を決めておきます。
文字数目安を決めておいた上で、「1記事あたりの報酬×依頼本数」として計算します。
例えば、「1記事(文字数目安約3,000文字)あたり3,000円(税込み)で、今月は10本お願いします」といった形で、お仕事の話がきます。
報酬体系が「文字単価」だと、あなたが意識していなくても無意識的に「文字数を減らすと報酬が減る」「文字数を増やすと報酬が増える」ってことを考えてしまう。なので、あなたにとって無駄な文章を削るインセンティブがなくなってしまいます。なので最近はライターさんに記事単価でお願いしてる。
— ふじい編集長/Webディレクター (@kentyyyizm) February 24, 2021
webライターがオフィスなどに出勤して仕事をする場合は、時給で報酬が支払われる場合も多いですよ。
webライターの報酬単価はどうやって決まる?
webライターの報酬単価を決める上で、重要な要素がいくつかあります。
特に重要な要素は、以下の3つです。
- 記事の種類
- スキル
- 知名度
それぞれ解説していきます。
①記事の種類
執筆する記事の種類によって、報酬単価は大きく変わります。
執筆するにあたって、事前に調査が必要な場合やインタビューが必要な場合は、報酬単価は高くなる傾向にあります。
逆に、執筆するべき記事の構成が与えられる場合や、既にある記事を目的に合わせて書き換えるリライトの場合は、報酬単価が低くなる傾向にあります。
②スキル
検索エンジンでの上位表示を意識したSEOライティングや、商品をより魅力的に伝えるコピーライティングなどのスキルがあるライターは、とても評価されます。
また、専門性の高い記事であった場合、執筆に必要な知識がある場合も高単価の案件が期待できます。
SEOライティングについて自信がない人は、こちらの記事を読めばSEOについて理解できますよ。
③知名度
SNSやYouTubeなどで知名度のある人や大手メディアでの執筆経験がある人は、知名度に見合った報酬が支払われます。
また、webライターとしての実績やブロガーとしての経験なども報酬単価に影響します。
webライターはブログを運営すると、たくさんメリットがあるのでオススメですよ。
webライターのブログ運営のメリットについては、こちらの記事で詳しく解説しています。
webライターの文字単価の相場感を知っておこう?
上記の通り、webライターの文字単価はさまざまな要素が影響します。
そのため、webライターの報酬の相場は、単純なものではありません。
しかし、ある程度の相場感を知っておくことで、受注した案件の報酬が相場からかけ離れたものではないかがわかります。
本記事では、webライターの報酬単価を計算される上でよく使用される文字単価での計算を使用し、4つに分類します。
- 文字単価1円未満
- 文字単価1~2円未満
- 文字単価2~3円未満
- 文字単価3円以上
次の章からは、文字単価ごとにそれぞれの仕事の種類や求められるスキルなどを解説していきたいと思います。
webライター文字単価の相場①文字単価1円未満
文字単価1円未満は、専門的なスキルや知識を求められることがない初心者向けの文字単価です。
募集されているジャンルは幅広く、個人や小さな法人で運営しているブログなどが多いです。
クラウドワークスやランサーズといったクラウドソーシングサイトで、大量に募集されています。
ありがたいことに、最初の案件は文字単価0.75円でした。
クラウドワークスでたくさん応募しました。
諦めようと思ったこともあります。でも、諦めずに応募しまくったらいけました笑#ライティング
— らいぶ | 歩くライター (@raibv_raibv) February 25, 2021
webライターとしての経験が浅く、これから実績を積みたい人やライティングの基本を身につけたいという方にオススメの文字単価です。
こちらの記事は、webライターとしてこれから文字単価を上げていきたいという方向け記事になっています。
webライター文字単価の相場②文字単価1円~2円未満
文字単価1円~2円未満は、それほど高い知識や経験は求められませんが、わかりやすい文章が書けたり、一定のSEOの知識があったりすることが必要になります。
個人と法人のどちらの案件もあり、クラウドソーシングサイトの募集も多めです。
多くの場合、実績の提出やテストライティングが求められます。
こちらの記事では、文字単価2円以上の案件を獲得するために役立つ記事になっています。
ぜひ、参考にしてください。
webライター文字単価の相場③文字単価2円~3円未満
文字単価2円~3円未満は、webライターとして一定の実績と専門知識が求められる文字単価です。
企業が運営する専門サイトなどが多く、求められるレベルが高くなります。
インターネットにリサーチだけでは、記事が書けないことも多くあります。
本を読んで調べたり、お客さんのふりをして実際に問い合わせたりが必要なこともあり、リサーチに時間がかかります。
みんな執筆スピードの話で文字単価1円とか2円とか言ってるけど、リサーチ時間込みで言ってないよね??
リサーチってめっちゃ時間かかるよね??
— シオ@副業ライター (@shio_rats) February 27, 2021
クライアントとの打ち合わせなどが必要な場合もあり、記事を書き上げるために、多く時間が必要な案件が増えます。
ただし、記名記事となる場合が多いため、実績として公開できる点が魅力ですね。
こちらの記事では、文字単価3円以上を目指す方向けの記事になります。
必要なスキルなども詳しく解説しています。
webライター文字単価の相場④文字単価3円以上
文字単価3円以上の案件は、高度な専門知識が求められます。
日本語の使い方や記事の信憑性・企画の面白さ・オリジナリティなど、さまざまな要素が重要視されます。
ほとんどが法人からの依頼で、クラウドソーシングサイトでの募集よりも、クライアントから直接依頼されるケースが多くなります。
次の章では、実際に僕が文字単価5円の案件を獲得した方法を紹介します。
僕が文字単価5円の案件を獲得した方法とは?
webライターが文字単価5円以上などの高単価案件を受注するには、クライアントへの直接営業がオススメです。
具体的な営業方法としては、TwitterやFacebookなどのSNSの利用が良いでしょう。
ナガシカは、オンラインサロン経由で文字単価5円の案件を獲得しました。
1文字5円の案件の話
他のライター含め5人いて予算が15万円くらいだった
→月3記事3万円はきついな→編集者として見出し構成しますと提案→無料で送った100個のキーワード選定の実績が認められて
15記事の見出し構成や内容の選定業務を頂き、月7万の報酬を頂けるように!#webutasuライター— ながのしょうご/ナガシカ (@syougo242) June 25, 2020
継続的な案件をクライアントさんからもらい、信頼関係を構築した上で単価交渉することも、文字単価アップに有効ですよ。
こちらの記事では、文字単価5円の案件を獲得したときの詳しい話や高単価案件の詳しい獲得方法を解説しています。
クラウドソーシングサイトの報酬の相場は?
本章では、多くの初心者ライターさんが利用することになるクラウドソーシングサイトの報酬の相場を解説します。
国内シェア・取引数・ユーザ数において、No.1を獲得している国内最大級のクラウドソーシングサイトのクラウドワークスでは、以下のように文字単価0.1~2円が相場です。
クラウドソーシングサイトでよく依頼されている案件の、おおよその相場を見てみましょう。まずライティング案件では、文字単価0.1円~2円ほどが相場です。もちろん翻訳や医学記事といった専門的なものであれば、より高額な価格帯となります。出典:https://crowdworks.jp/articles/4628/
やや幅広い印象ですが、初心者ライターの方は文字単価1円以上の案件を、ぜひ獲得したいところですね。こちらの記事では、クラウドソーシング別にwebライターの文字単価を解説しています。
【まとめ】相場を知り報酬アップを目指してスキルを磨こう!
以上、webライターの報酬の相場や報酬の決め方・報酬アップの秘訣などを解説しました。
webライターの報酬単価の代表的な計算方法は、2つありました。
- 文字単価
- 記事単価
また、webライターの報酬単価を決める上で、重要な要素は3つありました。
- 記事の種類
- スキル
- 知名度
報酬単価は、さまざまな要素が影響しますが、高い報酬単価を得るには報酬に見合ったスキルが必要です。
本記事を参考にして、今の自分に必要なスキルを身につける参考にしてみてくださいね。
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