「文系は、営業以外に仕事がないって本当?」と気になってはいませんか。
実際に文系学生の多くは新卒で営業職に就いているため、文系は営業職しかないと考えている方もいるでしょう。
しかし、文系でも営業以外の仕事に就くことは可能であるため、営業以外への転職を諦める必要はありません。
本記事では、文系で営業以外に仕事のない状況を打開する方法を3つ解説します。
また、営業からの転職先としてオススメの職業も紹介しているため、営業から転職したいと考えている文系の方は参考にしてください。
文系は営業以外に仕事ないと言われる理由
文系は営業以外に仕事がないと言われる理由は、理系のように大学の専攻などの専門性を活かした就職ができないからです。
理系の就職先には大学時代に専攻した工学や化学などの知識を活かせる場合が多く、実際に多くの理系学生が専攻に関連した企業や職種に就いています。
それに対し、文系は専攻に関連する企業や職種は数少ないため、専門性が無くても比較的に始めやすい営業職に就くのです。
そのため、文系学生の多くが営業職に就いていること自体は事実ですが、営業以外の仕事にも転職できますよ。
次の章では、文系が営業以外に仕事のない状況を打開する方法を解説していきます。
文系で仕事ない状況を打開する方法3つ
文系で営業職に就いている人は多いのは事実ですが、文系の方でも営業以外への転職が可能です。
この章では、文系で営業以外に仕事が見つからない状況を打開する方法を3つ解説します。営業以外に仕事を見つける方法は、以下の通りです。
- 資格を取得する
- スキルを身につける
- 転職エージェントを利用する
これより順番に解説するため、営業から転職したい方はぜひ参考にしてください。
文系で仕事ない状況を打開する方法①資格を取得する
専門性がないと思われがちの文系ですが、資格を取得すると、専門的な知識があるとアピールできます。そして、選べる職業も増えるのです。
また、資格の勉強で身についた知識は実務でも活かせます。
資格を取得すると、転職活動でアピールになるだけではなく、実際に業務で使えるのです。資格の取得は労力を費やすものですが、長期的に役に立つものなので、ぜひ取得しておきましょう。
ここでは、文系にオススメの資格を紹介します。
- 日商簿記検定|経理や総務への転職に有利
- 医療事務認定実務者試験|医療事務への転職に有利
- MOS|事務への転職に有利
- 秘書検定|どの職業への転職にも有利
平日の夜や土日の時間をうまく活用して、資格の取得を目指してみてはいかがでしょうか。
文系で仕事ない状況を打開する方法②スキルを身につける
実用的なスキルを身につけると選べる職業が増えるため、オススメです。
スキルは本業でしか身につけられないと思っている方もいるかもしれませんが、プライベートの時間に独学でも身につけられます。
どのスキルも自由に使いこなせるようになるまでは時間がかかります。しかし、業務に活かせるうえに、転職活動でも有利に働くメリットがあるのです。
ここでは、文系にオススメのスキルを紹介します。
- Wordを扱うスキル|事務への転職に有利
- Excelのマクロを扱うスキル|事務への転職に有利
- プログラミングのスキル|システムエンジニアへの転職に有利
Excelに苦手意識を持っている文系の人が多いですが、触っているうちに必ず慣れてきます。マクロを使えると業務の効率化が図れるため、事務への転職で有利になるのでオススメです。
文系で仕事ない状況を打開する方法③転職エージェントを利用する
営業から転職したい文系の方は、ぜひ転職エージェントを利用してください。転職エージェントは名前の通り、転職のプロであり、あなたの転職を全力でサポートしてくれます。
自分では見つけられなかった強みを見つけてもらえる場合もあるのです。また、転職エージェントは推薦状を書いてくれることが多く、自分で応募するよりも専攻の通過率が高くなります。
転職エージェントを利用したとしても、必ずしも紹介された企業に就職する必要はありません。結局自分で応募した企業に就職するとなった場合も、転職エージェントから責められる心配はないのです。
そのため、まずは相談だけでも転職エージェントにしてみてはいかがでしょうか。
営業から転職する文系にオススメの職業3選
これまで、文系が営業以外に仕事のない状況を打開する方法を解説しました。しかし、実際にどの職業に就けば良いのかわからない方もいるでしょう。
そこで、この章では営業から転職する文系にオススメの職業を3つ紹介します。紹介する職業は、次の通りです。
- 事務職
- システムエンジニア
- イベントプランナー
これよりオススメの職業を順番に紹介していくため、職業選びの参考にしてください。
営業から転職する文系にオススメの職業①事務職
1つ目にオススメする職業は、事務職です。一般事務だけではなく、営業事務や経理事務・人事事務・総務事務などさまざまな事務職が存在します。
営業と大きく異なる点は、デスクワークがメインである点でしょう。
事務職は営業職に比べると、残業時間が少ない傾向にあり、ワークライフバランスを実現しやすいメリットがあります。
ただし、営業職よりも給料が低い傾向にあるため、事務職へ転職すると、年収が下がる可能性があることを覚えておきましょう。
営業から転職する文系にオススメの職業②システムエンジニア
2つ目にオススメする職業は、システムエンジニアです。システムエンジニアは、クライアントのニーズをヒアリングして、プログラマーに指示を出す役割を担っています。
給与は比較的に高いため、営業から転職した場合に収入で悩むことは少ないでしょう。
また、システムエンジニアを始めとするIT人材は現在不足しており、今後も活躍する場が増えると予想されます。システムエンジニアとしてスキルを身につければ、食いぶちには困りません。
ただし、システムエンジニアは激務である場合が多いため、今よりも残業時間が増えてしまう恐れがあります。
営業から転職する文系にオススメの職業③イベントプランナー
3つ目にオススメする職業は、イベントプランナーです。イベントプランナーとは、展示会やセミナーなどのイベントを企画・運営する職業です。
クライアントと相談しながら仕事を進めるため、営業で培ったコミュニケーション能力を活かせます。また、ルーティーンワークではないため、常に面白みを感じながら仕事ができる点も魅力です。
ただし、大きなイベントの前では残業が増える場合があることを覚えておきましょう。
まとめ:文系には営業以外の仕事ないはウソ!
文系の就職先には大学時代の専攻に関連するものは少ないため、専門性が無くても比較的に始めやすい営業職への就職が多いのです。
しかし、文系でも営業以外への転職はできます。
本記事では、文系が営業以外に仕事のない状況を打開する方法を紹介しました。紹介した方法は、次の3つです。
- 資格を取得する
- スキルを身につける
- 転職エージェントを利用する
きちんと準備をして転職活動を行えば、営業以外への転職もできます。
ぜひ本記事で紹介した方法を参考にして、営業からの転職を成功させてください。
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