文系学生が選ぶ人気職業ランキング!収入の高い文系職業や就活の際のポイントも併せて紹介!

生きていく知恵

文系に人気な職業ってなに?

エンジニアや研究者など、理系に人気のある職業はなんとなく知っている方が多いと思います。
しかし、上記のように文系に人気のある職業については、あまり知られていません。

そこで、今回は文系に人気のある職業をランキング形式で紹介します。
また、収入の高い文系職業や、文系が就活の際に気を付けるべきポイントも併せて紹介するので、興味のある方はぜひ参考にしてみてください。

文系が就職できる職業の幅は広い!

「理系の方が就職が楽」「理系の方が収入が高い」など、就職に関しては理系の方が有利だと考える方が多いでしょう。

しかし、文系は経済学や法学、社会学など、様々な職業で活かせる分野を学べるため、自分の興味のある職業を選べるのです。
一方、理系は学科によって選べる職業が決まってしまうため、途中で希望職業を大きく変更するのが難しいです。

「自分が興味のある職業を選びたい!」と考える方にとっては、文系の学部である方がおすすめです。

文系の人気職業ランキング【男性】

文系が就職できる職業の幅は広いと解説しましたが、実際にはどのような職業につけるのでしょうか。
今回は2021年卒業の大学生を対象に行ったアンケート結果をもとに作成した、「人気職業ランキング」を参考にしながら文系が就職できる職業を見てみましょう。

まずは、文系の男性に人気の職業ランキングを確認してみましょう。

【業種ランキング】

  1. 食品
  2. 銀行・証券
  3. 鉄道・航空
  4. ソフトウェア・情報処理・ネット関連
  5. 商社

【職種ランキング】

  1. 営業企画・営業部門
  2. 総務・経理・人事などの管理部門
  3. 商品企画・開発・設計部門

生活において欠かせない食品や公共設備などの管理から、理系にも人気のあるソフトウェアなど情報系の職業まで、文系は多種多様な職業の中から選べることがうかがえます。

文系の人気職業ランキング【女性】

次は、文系の女性に人気の職業ランキングを確認してみましょう。

【業種ランキング】

  1. 食品
  2. ホテル・旅行
  3. 鉄道・航空
  4. マスコミ(出版・広告)
  5. 住宅・インテリア

【職種ランキング】

  1. 営業企画・営業部門
  2. 総務・経理・人事などの管理部門
  3. 商品企画・開発・設計部門

自分のスキルと文系で学んだ知識を組み合わせれば、ホテル・旅行などサービスが中心となる職業や、マスコミなど自分のデザインセンスを活かせる職業も文系は選べます。

文系が職業を選ぶ際に重視しているポイントランキング

文系は理系よりも選べる職業が多いですが、就職先を選ぶ際は何を基準にしているのでしょうか。
前章同様、職業を選ぶ際に重視しているポイントをランキング形式で確認してみましょう。

【文系男性】

  1. 安定している会社
  2. 自分のやりたい仕事ができる会社
  3. 給料の良い会社

【文系女性】

  1. 自分のやりたい仕事ができる会社
  2. 安定している会社
  3. 勤務制度、住宅など福利厚生の良い会社

男女ともに、文系は自分のやりたい仕事ができる会社を選ぶ傾向があります。
様々な職業に対応できる文系だからこそ、自分の気持ちを優先して就職先を選べるのでしょう。

文系が目指せる高収入職業ランキング

文系は選べる職業が多くても、結局収入が高いのは理系職業でしょ?

上記のように考える方がいるかと思います。

そこで、今回は2020年の平均年収が高い5つの文系職業をランキング形式で紹介します。
そして、本当に理系職業の方が収入は高いのか確認してみましょう。

【文系職業の平均年収ランキング】

  1. コンサルタント(総合2位/1,444万円)
  2. アセットマネジャー(総合3位/1,100万円)
  3. 不動産営業(総合6位/952万円)
  4. 金融営業(個人)・リテール・FP(総合8位/918万円)
  5. 用地仕入(総合10位/867万円)

理系職業である「ITエンジニア(総合1位/1,609万円)」や「研究(総合9位/900万円)」と比べても、文系職業も十分高い収入を得られることが分かります。

「文系だから収入の高い職業には勤められない…」と諦めずに、ぜひ今からでも収入が高い文系職業を探してみてはいかがでしょうか。

ただし、収入の高い職業の多くは、文系理系を問わず専門知識や資格が必要となる可能性が高いので注意しましょう。

文系におすすめの職業

文系は選べる職業が多く、収入の高さも職業によっては理系と変わりないことが分かりました。
しかし、職業によっては理系同様就職するのに資格・スキルが必要となる場合があります。

そこで、以下の職業なら収入が高く、入社前に条件や資格が必要ないため、誰でも就職できる可能性がありますよ。
文系であり希望する職業が具体的に決まっていない方は、ぜひ参考にしてみてください。

  • 総合商社
  • マスコミ
  • 生命保険・損害保険(ただし入社後に資格取得が必要な可能性有り)

文系が希望する職業に就くためには① 資格とスキルを磨く

文系は選べる職業が多いと解説しましたが、「どこでも就職できる」わけではありません。
就職先を選べる立場になるには、以下の3点のうち1点でもいいので気を付けましょう。

それぞれ順番に解説していきます。

  1. 資格とスキルを磨く
  2. 業界を絞って勉強する
  3. 就活や転職はエージェントを頼る

就職先を選べるようになるためには、資格とスキルを磨きましょう。
文系職業は必須資格・スキルはないけれど、取得を推奨している資格・スキルがある場合が多いです。

特に、高い語学力やコミュニケーション能力を持った人材を求める会社は多いので、証明できる資格やエピソードを用意しておきましょう。

文系が希望する職業に就くためには② 業界を絞って勉強する

文系は選べる職業が多いからといって、手当たり次第に応募するのはおすすめしません。

文系は選べる職業が多い分、同じ文系でも職業によって雇用形態が大きく異なります。
そのため、会社によってアピールポイントを勉強し、変える必要があるのです。

ある程度でいいので、応募する職業は絞るようにしましょう。
1つの業界に対して、より深くまで勉強・就職対策できるようになりますよ。

文系が希望する職業に就くためには③ 就活や転職はエージェントを頼る

就活や転職の際は1人で活動するのではなく、エージェントを頼るのがおすすめです。
在学中であれば、エージェントではなく就職セミナーなど、学校側が用意してくれているものを活用しましょう。

人気のある文系職業、特に収入の高い文系職業への就職を希望する場合、競争率が高く1人での活動には限界があります。
全面的にサポートしてくれるエージェントに頼れば、エージェントならではの情報を提供してもらえるなど、少しでも負担を減らせますよ。

まとめ:文系は職業を選べる立場!就職や転職に向けて準備をしておこう

今回は、文系に人気のある職業をランキング形式で紹介しました。
また、収入の高い文系職業なども併せて紹介したため、文系職業について理解が深まったと思います。

理系の方が就職に有利と思われがちです。
しかし、文系は様々な職業に通用する学部学科が多いため、選べる職業が理系より多い傾向があります。

「文系は理系よりも劣っている…」などと悲観せず、就職するときに興味がある職業を選べる立場であると自信を持って行動してみてはいかがでしょうか。

コメント