文字単価0.2円の案件は受注すべき?高額案件に繋げる4つの方法!

ライター

文字単価0.2円の案件てどうなの?

初心者だから文字単価0.2円しか受注できないよ…

今回は、文字単価0.2円の記事を受注すべきなのかについてを紹介しながら、文字単価0.2円の案件から将来的に高額案件を受注する方法4つを解説していきます。

また、記事後半では有名クラウドソーシングサービスの「ランサーズ」と「クラウドワークス」で実際に募集している文字単価0.2円の案件を紹介します。

ぜひ、記事を最後まで読み文字単価0.2円の案件を受けるかどうかの参考にしてください!

Webライターの文字単価平均はいくら?

Webライターは、クラウドソーシングなどで案件を受注します。一般的なWebライターは幾らの文字単価の案件を受注しているのでしょうか。

案件の内容は、様々であるため一概にはいえませんが、一般的には文字単価1円以上が基準といわれいてます。

その理由は、作業時間と文字単価の関係からわかります。例えば、文字数5000文字×文字単価1円の案件であれば報酬は5,000円となります。この案件を2時間で完成させれば時給は2,500円です。

時給が2,500円ならアルバイトよりも高収入だね!

文字単価0.2円の案件は受注すべき?

それでは、文字単価0.2円の案件は受注すべきなのでしょうか?結論から述べると「受注すべきではありません」その理由を、前述した作業時間と文字単価の関係から考えてみましょう。

例えば、文字数5000文字×0.2円の案件であれば、報酬は1,000円となります。同様にこの案件を2時間で完成させた場合の時給は500円です。

そして、クラウドソーシングの場合は報酬金額に対して以下の画像のようにシステム手数料が発生します。

したがって、時給500円の場合20%の手数料が発生し、400円が手取りとなります。このことからわかるように、作業時間に対しての報酬の比率が悪いので、文字単価0.2円の案件は受注すべきではないのです。

手数料があると手取りはそんなに少ないのか…

文字単価0.2円から報酬アップさせる方法

でも、初心者だから高額案件は受注できないよ〜

文字単価0.2円の案件は、「受注すべきではない」と前述しましたが、初心者などは実績やスキルが少ないため高額案件を受注することは困難でしょう。

そこで、文字単価0.2円の案件を受注し、そこから文字単価をアップさせていく方法を紹介します。

  1. 制作スピードを上げる
  2. テンプレートを作る
  3. 単価交渉をする材料を揃える
  4. 得意分野を受注する

以上4点を実践することで、初めは0.2円の案件しか受注できなくても将来的に高額案件を受注できるようになります。それでは、次項から詳しく方法を確認していきましょう。

しっかりと覚えよう!

単価アップ方法①制作スピードを上げる

文字単価をアップさせる方法の1つ目は、「制作スピードを上げる」です。制作スピードが上がることで多くの案件をこなすことができ、短時間で実績作りが可能となります。

制作スピードを上げて数をこなすんだね!

制作スピードを上げる方法は以下の2つが重要といえるでしょう。

  • タイピング速度
  • リサーチ力

「タイピング速度」は、文字通り文字を打つ速度が速くなることで記事を打ち込む速度が上がります。したがって、タイピング練習ソフトの活用やたくさん案件をこなしタイピング速度を上げてみましょう。

そして、「リサーチ力」は記事を執筆する際に初めに行う作業です。このリサーチ速度が短縮するだけでも記事完成までの時間は大幅に短縮できます。

具体的には、リサーチツールの活用や文章を読解する能力を身につけると良いでしょう。

単価アップ方法②テンプレートを作る

文字単価をアップさせる方法の2つ目は、「テンプレートを作る」です。良質なテンプレートを作成できれば、短時間で良質な記事を量産しやすくなります。

何をテンプレート化したらいいの?

具体的にはテンプレートを作ると良いのは、大きく分けると以下の通りです。

  • 導入文
  • 記事最後のまとめ
  • 作業手順

導入文は、記事冒頭のリード文や各章の冒頭部分の文章です。この記事のリード文も筆者はテンプレートに当てはめて作成しているため時間を要さずに執筆できています。

次に、記事最後のまとめも同様に、「どのようにまとめを紹介するか」という考えからテンプレートを作成し、そこに文章を当てはめると時短になります。

最後は、作業手順です。リサーチから構成、執筆などの一連の流れをテンプレート化します。例えば「リサーチの際には、このツールを使う」といった感じです。事前に作業方法を決めておくことで、時短に繋がります。

単価アップ方法③単価交渉をする材料を揃える

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文字単価をアップさせる方法の3つ目は、「単価交渉をする材料を揃える」です。単価交渉を行うためには、ある程度の交渉材料があるほうが有利に進められます。とくに重要となる交渉材料は、以下の通りです。

  • ライティング実績
  • 専門知識

ライティング実績は、目に見える実績なのでなるべく多くの案件を受注し獲得するようにしましょう。

次に、医療系や金融系など専門知識を求められる案件は比較的高単価で募集されています。したがって、専門知識を身につけていることはとても大きな交渉材料となるのです。

ライティング以外にも専門知識の勉強も必要だね!

単価アップ方法④得意分野を受注する

文字単価をアップさせる方法の4つ目は、「得意分野を受注する」です。前述した執筆スピードを上げる方法と似ていますが、自分が得意な分野であれば、自ずと執筆スピードは速くなります。

そこで、自分が得意な分野を見つけて集中的に受注してみると良いでしょう。

特に、文字単価0.2円の案件の場合「自分の好きなテーマで執筆」などの案件もあります。そういった場合に得意分野があれば、テーマに悩まずに記事を執筆できます。

得意分野を見つけてみよう!

多くの案件を受注し納品を重ねることで、ライターとしての実績も付き単価交渉の材料となります。

文字単価0.2円の案件ランサーズの場合

実際にはどのような案件があるの?

それでは、実際に有名クラウドソーシングサービスの「ランサーズ」で募集(2020年1月28日現在)されている文字単価0.2円の案件を見てみましょう。

この案件は、「オリジナル記事」の内容で募集されており、2枚目の画像に記載されているキーワードなどを参考に好きなテーマで執筆する内容です。

指定文字数10000文字以上×文字単価0.2円のため、2,000円の報酬となります。

初心者で、10000文字以上の記事を執筆するのには、多くの時間を要します。しかし、得られる報酬は2,000円ほどにとどまってしまいコスパが良いとはあまりいえません。

頑張って10000文字書いても2,000円か…

文字単価0.2円の案件クラウドワークスの場合

続いては、「クラウドワークス」で募集中(2020年1月28日現在)の文字単価0.2円の案件を見ていきましょう。

こちらは、トレンドのキーワードをワードプレスで記事にする内容です。指定文字数2000文字×文字単価0.2円のため、400円の報酬となります。

こちらは、文字数が少ない分短時間で多くの作業を完了させられそうですが、報酬は1記事あたり400円と多くを稼げません。

したがって、実績作りを目的とする場合には受注しても良いかもしれませんが、稼ぐ目的ではあまり良い案件とはいえません。

実績作りに数をこなすにはいい案件だね!

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【クラウドワークス】口コミや評判から特徴を徹底解説
本記事では、口コミや評判からクラウドワークスの特徴を徹底解説。実際に利用している人の口コミを紹介しているので、クラウドワークスを利用するか悩んでいる人は、ぜひ参考にしてみてください。

まとめ:文字単価0.2円は実績作り以外は受注するべきではない

今回は、文字単価0.2円の案件を受注するべきか否かについて紹介してきました。最後に、要約した内容を確認しましょう。

文字単価0.2円の案件は基本的には「受注するべきではありません」しかし、初心者のように実績がなく高額案件を受注できない場合には、受注しても良いでしょう。

そして、0.2円の案件を受注し将来的に高額案件を受注できるようにする方法は以下の通りです。

  1. 制作スピードを上げる
  2. 記事にテンプレートを作る
  3. 単価交渉をする材料を揃える
  4. 得意分野を受注する

以上の4点を実践することで、短時間で実績作りができ高額案件を受注しやすくなるでしょう。

ぜひ、今回の記事を参考に文字単価0.2円の案件を活用して、高額案件を受注できるようにしてみてください。

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