この記事は、「『猫物語』はどんなアニメ?」
「『猫物語』は黒と白どちらからいればいいか分からない」
という方に向けて書かれています。
他には、『猫物語』に登場するキャラクターと
演じている声優が誰か知りたい方、
視聴方法を知りたい方もいるかもしれません。
ではそんなあなたのために、
本記事では『猫物語』がどんな作品でどんなキャラクターが登場するのか
加えて「猫物語 黒」と「猫物語 白」の見る順番についても紹介します。
この記事を読めば、
『猫物語』がどんな作品か分かるので、
スムーズに話を理解して視聴することができます。
ぜひ参考にしてみて下さい。
『猫物語』はどんな作品?
『猫物語』は西尾維新原作の青春怪異小説のアニメ化作品です。
『猫物語 黒』は2012年に、『猫物語 白』は2013年に「物語シリーズ セカンドシーズン」として放送されました。
『猫物語』は「黒」「白」の二部構成
となってはいますが、それぞれ内容も時系列も異なります。
例えば、「黒」はゴールデンウィークの話なのに対し、
「白」は夏休み明けの話となっています。
また、『猫物語』は全体として
『化物語』で登場した羽川翼に焦点を当てた作品です。
今まで詳しく語られなかった
羽川の怪異譚(かいいたん)が語られます。
加えて、『猫物語』は「黒」が全4話、
「白」が全5話と少ないので、
気軽に視聴することができる作品となっています。
初めて「物語シリーズ」を見るという方にもおすすめです。
『猫物語』のあらすじ
ここでは、『猫物語』のあらすじを
「黒」「白」に分けて紹介していきます。
『猫物語 黒』は、
ゴールデンウィークに起きた羽川翼がとり憑かれた怪異
について描かれた作品です。
『猫物語 白』は
夏休み明けに羽川翼が虎の怪異と出会った話について描かれた作品
となっています。
詳しいあらすじについては以下で紹介していきます。
『猫物語 黒』のあらすじ
ゴールデンウィークの初日に阿良々木暦は
頬がガーゼで覆われた羽川翼と偶然出会います。
暦がガーゼのことについて聞くと、
羽川は自身の複雑な家庭事情について告白します。
その後、車に轢かれた尾の無い猫の亡骸を暦と羽川は見つけ、
翼は猫をためらうことなく埋葬してしまいます。
しかし、翼が埋葬した猫は「障り猫」
と呼ばれる怪異である可能性があり、
翼がとり憑かれている疑いがあるとわかります。
怪異から羽川を救うべく、暦は怪異専門家である忍野メメと協力して怪異と対決します。
『猫物語 白』のあらすじ
『猫物語 白』は、
「偽物語」で阿良々木の妹たちが怪異に巻き込まれた後に
起きた出来事について描かれた作品です。
夏休みが終わり二学期を始まるころ、
羽川は巨大な虎の怪異と出会ってしまいます。
襲われることもなく安堵する羽川でしたが、
同じ日に羽川の家は火事で全焼してしまいます。
寝床を求めるために羽川は
学習塾跡、戦場ヶ原家、阿良々木家など点々としますが、
羽川は原因不明の記憶の欠落に悩まされてしまいます。
羽川は自分の記憶の欠落や火事の前に出会った
虎の正体を突き止めようとします。
『猫物語』の登場人物
ここでは、『猫物語』での登場人物について紹介します。
過去作から引き続き登場するキャラクターと
初登場のキャラクターを併せて紹介します。
まず、過去作から引き続き登場しているキャラクターについて紹介します。
「黒」では元吸血鬼の眷属である阿良々木 暦、
「白」では羽川 翼が主人公を務めます。
また、ヒロインである戦場ヶ原 ひたぎや八九寺 真宵、神原 駿河も登場します。
次に新キャラクターを2人紹介していきます。
まず、臥煙 伊豆湖(がえん いずこ)です。
臥煙は忍野メメと同じく怪異専門家であり、メメの先輩にあたる人物です。
次にエピソードです。
エピソードはヴァンパイアと人間のハーフですが、
ヴァンパイアハンターを生業としている人物です。
大人のような見た目をしていますが、実年齢はたったの6歳です。
『猫物語』のキャストを紹介
ここでは、『猫物語』でのキャストを
メインキャラクターと
新キャラクターを中心に紹介していきます。
まず、「黒」主人公の阿良々木暦役の神谷浩史。
神谷浩史は千葉県出身の声優で、「進撃の巨人」や「夏目友人帳」
などにも出演しています。
『猫物語』での魂のこもった演技に注目です。
「白」主人公の羽川翼役は堀江由衣。
堀江由衣は東京都出身の声優で、
「魔法使いプリキュア」や「DOG DAYS」などに出演しています。
臥煙 伊豆湖役はゆきのさつきです。
「フルメタル・パニック!Invisible Victory」などに出演しています。
エピソード役は入野自由です。神谷浩史とユニット「KAmiYU」を結成しています。
『猫物語』の見どころ
『猫物語』の見どころは、怪異の不思議な雰囲気を表現している演出と、
キャラクター目線で語られるストーリーです。
まず演出について紹介します。
怪異という現実離れした存在と出会うときや対峙するときに特有の音楽が流れます。
通常時のBGMとは異なり、
アップテンポな曲なので観ているだけでテンションも自然と上がります。
次にストーリーについて紹介します。
『猫物語』はナレーションなどが用いられず全て登場人物目線で話が進むため
感情移入しやすい作品だと言えます。
アニメを見るときはキャラクターに
「感情移入してのめり込んでアニメを視聴したい」
という方には特におすすめしたいです。
『猫物語』は「黒/白」どちらから見るべき?
ここでは『猫物語』は「黒」と「白」を
どの順番で見るべきかについて紹介していきます。
「黒」と「白」どちらから先に見ればいいか、
その答えはズバリ「黒」を先に見るべきです。
なぜなら、「黒」と「白」の順で見ると
放送当時に見ていた人たちの追体験をすることができるからです。
また、時系列的にも「黒」はゴールデンウィーク頃、
「白」は夏休み明けと「黒」の方が先となっているからです。
放送順、時系列順、どちらも「黒」が先になるので、
見る順番に困ったときは「黒」から見れば間違いないでしょう。
『猫物語』を見た筆者の感想
ここでは、『猫物語』を見た筆者の感想を紹介していきます。
筆者が特に印象に残っていることは、
『猫物語 白』において
羽川翼を主人公として物語が展開
されたことです。
今までの「物語シリーズ」では一貫して阿良々木暦が主人公を務め、
怪異の被害に遭った少女たちの視点でストーリーが
語られることはありませんでした。
ですので、とても新鮮な体験ができたと思います。
自分が怪異にとり憑かれてしまったら、
とついつい感情移入して見てしまうアニメでした。
『猫物語』のネットでの口コミ
ここでは『猫物語』のネット上での口コミについて紹介していきます。
「黒」と「白」どちらも併せて紹介していきます。
猫物語(白)まで見たけど、なにこれ神アニメでは? 共感とは違うけど入り込み方がえぐい 苦しくて苦しくて苦しくて、やっと解放された気がした 順番に見てこそ、この感情だと思う 時系列は行ったり来たりするのにたぶんきっとこれがベストな順なんだろう よく練られてるなぁ
引用:https://twitter.com/ayu486/status/1258808873281966081
多分だけど、原作を好きな人も納得の出来なんじゃないかな、これは!
前半の、原作では間延びしたきらいのある月火ちゃんパートをギュッとしてw、後半の、バサ姉の身に起きた異変をじっくり……しかしこっちもギュッと凝縮というより濃縮した感じで、中々素晴らしいアニメ化でした。引用:http://lightnahon.blog100.fc2.com/blog-entry-130.html
「物語に入り込みやすい」「凝縮されている」など
主にストーリーに関する感想が見受けられました。
制作会社がシャフトということもあり、
テンポよく物語が進むので原作を凝縮した作品と言って過言ではありません。
『猫物語 白』では主人公が羽川 翼であり、
怪異の被害者として物語が展開されていくため
羽川に感情移入していきます。
感情移入できるため、辛い場面もありますが、
物語終盤につれて謎が解けていく爽快感はこの上ないものです。
また他の意見として、
言葉遊びを多く含む作品のため
「雑談パートが長すぎる」感じた方もいました。
『猫物語』をネットで見るためには?
『猫物語』は
「黒」「白」どちらも購入・レンタル・動画配信サービス
での視聴ができます。
購入するのであればAmazonで
DVDやBlu-rayを注文することをおすすめします。
2000円以上注文すれば基本送料無料ですし、
家から気軽に買うことができるからです。
レンタルであればTSUTAYAをおすすめします。
TSUTAYAでは、ネットで借りることもでき、
ポストで返却することができるので気軽に借りることができます。
動画配信サービスのおすすめは
U-NEXTとdアニメストアです。
どちらも新規登録者には無料期間が設けられているため、
まだ登録していない方は無料で『猫物語』を視聴するチャンスがあります。
まとめ
『猫物語』は西尾維新原作の小説をアニメ化した作品です。
「黒」は2012年に、「白」は2013年に放送されました。
「白」では今までとは異なって羽川 翼が主人公
となり、感情移入しやすい形で物語が進みます。
時系列順、放送順どちらで考えても「黒」が先になるため、
「黒」を先に視聴することがおススメです。
視聴方法はAmazonで購入するほか、
レンタルやU-NEXTなどで視聴する方法があります。
自分に合った方法で家でゆっくり『猫物語』を視聴してみてください。
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