キラーページは、収益を発生させるためのページのこと。アフィリエイトリンクを載せたり、自分の商品を載せたりして収益化を目指します。
収益化を目指すキラーページを作らなければ、ブログで収益を得るのは難しいです。ブログで収益を得たい人は、キラーページを作成しましょう。
とは言え、「作り方がわからない」「LPとなにが違うの?」と戸惑う人もいるでしょう。
この記事では、キラーページの基礎知識や作り方のコツを紹介していきます。ブログで収益を得たい人は、ぜひ参考にしてみてください。
- キラーページとLPの違いは?
- ブログ運営で知っておくべきキラーページの基礎知識
- キラーページを作るコツ5つ
- キラーページを作るコツ①ペルソナを設定する
- キラーページを作るコツ②タイトルはキャッチーにする
- キラーページを作るコツ③よい側面と悪い側面の両方を書く
- キラーページを作るコツ④あなた自身の信頼も意識する
- キラーページを作るコツ⑤クチコミを活用する
- キラーページの文章にはセールスライティングを使おう
- キラーページに使える文章の型①新PASONAの法則
- キラーページに使える文章の型②AIDMAの法則
- キラーページに使える文章の型③QUESTフォーミュラ
- キラーページを作るときの注意点3つ
- キラーページを作るときの注意点①他のページに流さない
- キラーページを作るときの注意点②手順は詳細に書く
- キラーページを作るときの注意点③集客は意識しない
- まとめ|キラーページを作成してブログ収益を得よう
キラーページとLPの違いは?
収益化を目指す記事には、キラーページの他にLP(ランディングページ)もあります。LPは、アフィリエイトのリンクをクリックしたときに表示されるページのこと。
どちらも収益化を目指すという点では同じですが、厳密には違いがあります。
LPには以下のような特徴がありますが、キラーページは必ずしも以下の特徴をもつわけではありません。
- 情報量が多く縦長のページ
- 画像が多く派手なデザイン
- 商品購入以外のリンクが少ない
キラーページは、LPのように派手なデザインにする必要はありません。画像選びなどのデザインにかかる手間が必要ないので、LPよりも作るのが簡単です。
アフィリエイトの場合には、LPがすでに用意されていますから、キラーページで十分でしょう。
ブログ運営で知っておくべきキラーページの基礎知識
キラーページは、集客には向いていません。商品を購入してもらうための文章と、集客するための文章は異なるからです。
- SEOライティング:集客のための文章術
- セールスライティング:収益化のための文章術
とは言え、アクセスが集まらなければ、キラーページがあっても収益が得られませんよね。
キラーページで収益をあげたいなら、集客用の記事から内部リンクを使って、キラーページへ読者を誘導する必要があります。たとえば、以下のように読者を誘導します。
-
- キラーページを作成する
- 「ナガシカダイエット」という商品を販売
- ダイエットに関心がある人を集める
- 「ダイエット おすすめ」「ダイエット 簡単」などで集客記事を書く
- 集客記事にキラーページの内部リンクを貼る
- キラーページを作成する
「キラーページさえ作ればブログで稼げる!」というわけではないので、注意してくださいね。
また、SNSからキラーページに誘導する方法もあります。あなたが集客しやすい方法を使ってみてください。
キラーページを作るコツ5つ
ブログで収益を得たい人は、最初にキラーページを作っていきましょう。
キラーページの内容がわかっている方が、誘導をするときによいアピールができるからです。
キラーページに読者を誘導することは、キラーページを作成した後に考えてください。ここでは、キラーページを作るコツを5つ紹介していきます。
- ペルソナを設定する
- タイトルはキャッチーにする
- よい側面と悪い側面の両方を書く
- あなた自身の信頼も意識する
- クチコミを活用する
どれも重要な要素ですので、すべてを盛り込んだキラーページを作るようにしてください。
とは言え、初めての場合には、すべてを1度に行うのは難しいかもしれません。
難しいと感じた場合には、コツについて1つずつ考えていきましょう。それぞれのコツに沿って作った文章を、後からつなげればよいのです。
まずは、コツを1つずつ考え、どんな要素を盛り込めばいいのかを覚えてみてください。
キラーページを作るコツ①ペルソナを設定する
集客記事と同じように、キラーページでもペルソナを設定します。ペルソナは、架空の人物像のことです。
ペルソナに向けて記事を書くことで、人の心に響く文章が書けるようになります。と言うのも、多くの人に向けて記事を書こうとすると、当たり障りのない文章になってしまうからです。
当たり障りのない内容では、読者の心が動かないので、商品は売れません。ペルソナを設定して、どんな内容が響くのかを考えていきましょう。
ペルソナを設定するときには、以下の項目について考えてみてください。あくまで一例ですので、項目はアレンジしてもOKです。
- 年齢
- 居住地
- 身長・体重
- 家族構成
- 職業
- 年収
- 最近の悩み
キラーページを作るコツ②タイトルはキャッチーにする
キラーページのタイトルは、キャッチーなものにしてください。内部リンクやSNSを使うときも、キラーページのタイトルをクリックしてもらう必要があるからです。
思わず見てみたくなるようなタイトルを考えてください。その際にも、ペルソナを意識しましょう。
- 悪い例
- ペルソナ:30代女性
- タイトル:薄毛にお悩みの男性必見!ふさふさ髪になれる育毛剤を紹介
- よい例
- ペルソナ:30代女性
- タイトル:年下男性を振り向かせたい!「オバさん」に見られないための秘訣とは?
ペルソナにあわせることを意識して、クリックされるタイトルを考えてみてください。
キラーページを作るコツ③よい側面と悪い側面の両方を書く
売りたい商品については、よい側面と悪い側面の両方を書くようにしましょう。よい側面ばかりが書かれた文章は、読者に「嘘っぽい」と感じられてしまうからです。
嘘だと思われてしまうと、商品は売れません。文章の信憑性を上げるためにも、商品の悪い側面についても必ず書くようにしてください。
しかし、ただ悪い側面を書くだけでは「ならいらないや」と思われてしまいます。「〇〇な人にとってはとくに問題ないでしょう。」などのように、フォローすることを忘れないでください。
キラーページを作るコツ④あなた自身の信頼も意識する
文章の信憑性と同じくらい大切なのが、あなた自身の信頼です。たとえば、サプリメントなら、医者や栄養士などの意見があると信頼が高まります。
「資格なんてもっていない!」という人も心配ありません。「私も過去は〇〇に悩んでいて、この商品を使ったら解決した!」のように、経験談から語るのも効果的だからです。
売りたい商品について、あなたがもっている権威性や経験談を探してみてください。
もし経験談もないのであれば、専門家から意見をもらったり、公的なデータを引用するなどして対応しましょう。
キラーページを作るコツ⑤クチコミを活用する
売りたい商品のクチコミを活用することで、文章の信憑性をさらに高めていきましょう。
クチコミは実際に商品を使った人の意見なので、「本当によい商品なのか?」と疑問を感じている読者にとって有益な情報です。
クチコミを引用した上で、「こういった人におすすめです」などとコメントを添えていきましょう。商品の魅力をさまざまな角度から紹介できます。
また、クチコミについても高評価のものと低評価のものを両方取り上げてください。低評価のものについては、フォローも忘れないでくださいね。
キラーページの文章にはセールスライティングを使おう
ここまで、キラーページの作り方のコツを紹介しました。キラーページに盛り込むべき要素が明確になり、どんな文章にしたらいいのかイメージがついたでしょう。
ただ、ぼんやりしたイメージのままでは、文章に落とし込むときに困ってしまいます。
キラーページの文章には、セールスライティングの型を使いましょう。
セールスライティングの型を使えば、商品を販売するときに効果的な文章を簡単に書けるからです。ここでは、以下3つの型を紹介していきます。
- 新PASONAの法則
- AIDMAの法則
- QUESTフォーミュラ
キラーページに使える文章の型①新PASONAの法則
新PASONA(パソナ)の法則は、入れ込むべき内容の頭文字で名付けられています。内容は以下の通りです。
- Problem(問題)
- Afinity(親近感)
- Solution(解決策)
- Offer(提案)
- Narrow down(絞り込み)
- Action(行動)
以上の内容を順番通りに文章にすることで、読者の心を動かし、商品を販売できます。
新PASONAの法則の詳しい使い方については、以下の記事を参考にしてください。
キラーページに使える文章の型②AIDMAの法則
AIDMA(アイドマ)の法則も、入れ込むべき内容の頭文字で名付けられています。
- Attention(認知する):商品について知らせる
- Interest(興味をもつ):商品が自分の悩みを解決してくれそうだと感じる
- Desire(欲する):商品について理解し、欲しいと思う
- Memory(記憶する):商品を覚えて買おうか考え始める
- Action(購入する):商品を購入する
商品を知らせるところから始まり、徐々に読者の気持ちを高めていって購入に導きます。
あなた自身が商品を購入するときを振り返ってみると、以上のプロセスで購入していることに気づくでしょう。それだけ、効果の高い型なのです。
具体的な文章に落とし込むと、以下のようになります。今回は、「ナガシカ枕」という枕を売ることを想定しています。
- Attention(認知する)
いびきを解消してぐっすり眠れるナガシカ枕をご紹介します。Interest(興味をもつ)
「いびきがうるさい」と注意されたことはありませんか?いびきは気道が狭くなることで発生するため、寝ても疲れが取れないという症状に悩まされてしまいます。いびきは枕を変えることで改善します。
- Desire(欲する)
ナガシカ枕はゆるやかなカーブがあるため、気道を確保しやすく、いびきの改善につながります。高さも計算されて作られており、仰向けでも横向きでも快適な寝心地を実現しています。
- Memory(記憶する)
ナガシカ枕は、人間の体の仕組みに詳しい整体師からも推奨されています。また、多くのご購入者から「ぐっすり眠れた!」というクチコミを獲得。
- Action(購入する)
今なら、洗濯機で洗える枕カバーをプレゼント中です。さらに、30日間は返金保証付きなので、気になる方は気軽にお試ししてみてください。
キラーページに使える文章の型③QUESTフォーミュラ
QUEST(クエスト)フォーミュラの内容は以下の通りです。
- Qualify(適任とする):読んで欲しい人を明らかにする
- Understand(理解する):読者の悩みに理解を示す
- Educate(教育する):悩みの原因を明らかにして解決策を提示する
- Stimulate(活気づける):商品の購買意欲を高める
- Transition(変化させる):商品を購入させる
読者に対して理解を示すのが特徴です。人は、自分のことを理解していくれている相手に対して好意をもつものです。
そのため、文章の序盤で共感することで、文章を好意的に読み進めてもらえるようになります。
QUESTフォーミュラを使った例文を紹介しますので、参考にしてください。今回は、疲労回復に効果のある「ナガシカサプリ」を販売することを想定しています。
- Qualify(適任とする)
年齢を重ねるにつれて、疲れが取れずに悩んでいませんか?Understand(理解する)
疲れが取れないと、仕事に集中できずに大変ですよね。もし、そのまま放置してしまうと、疲れが原因でイライラして、ストレスも溜まってしまいます。ストレスは怖い病気にもつながりますので、早めの解決が大切です。
- Educate(教育する)
疲れの原因は、体の中に発生する活性炭素が細胞を傷つけてしまうこと。活性酸素を取り除くためには、ビタミンの摂取が欠かせません。そこで便利なのが、ビタミンやコラーゲンなど約100種類もの栄養が一気にとれるナガシカサプリです。
- Stimulate(活気づける):商品の購買意欲を高める
ビタミンが多く含まれる野菜や果物を毎日食べるのは大変。ナガシカサプリなら1回1錠を毎食後に飲むだけなので、お手軽です。実際に購入したAさんは「飲み始めてから体が軽い!飲まないなんて考えられない。」と絶賛しています。
- Transition(変化させる)
今なら、初回限定キャンペーンを実施中。1ヶ月分が1,000円で購入できます。申し込みが増えるとキャンペーンが終了しますので、早めの申し込みをおすすめします。
キラーページを作るときの注意点3つ
ここまで、キラーページの作り方を紹介してきました。紹介したコツや文章の型を使って、魅力的な訴求をしてみてください。
ただ、キラーページを作るときに注意するべきこともあります。
- 他のページには流さない
- 手順は詳細に書く
- 集客は意識しない
以上3つに注意していないと、せっかくのよい文章でも効果が半減してしまいます。
キラーページでしっかりと収益を得ていくためにも、チェックしておきましょう。
キラーページを作るときの注意点①他のページに流さない
キラーページには、内部リンクやアドセンスなどの、他のページに誘導するものは載せないようにしてください。他のページへの誘導があると、読者の興味が売りたい商品からそれてしまうからです。
興味は1度それてしまうと、取り戻すのが難しいです。たとえば、あなたがスマホで面白いと思った記事を読んでいたとしましょう。
その最中に仲のよい友人から連絡が入って、返信をします。話がかなり盛り上がって楽しい気分になるかもしれません。その後に記事を開いても、「もういいや。」という気分になるでしょう。
このように、連続して文章を読んでもらうことが重要なのです。キラーページでは、読者の興味を売りたい商品に集中させるようにしてください。
キラーページを作るときの注意点②手順は詳細に書く
商品の購入手順については、詳細に書くようにしてください。
手順がわからないと読者が不安を感じたり、面倒に感じたりして購入してくれない可能性があるからです。
悪い例
- 「興味がある人は購入してください。」
- 「以下のリンクから購入してみてください。」
よい例
- 以下のリンクをクリック
- 申し込み画面に氏名などを入力
- 買いたい個数を選択して「送信」ボタンをクリック
- 確認メールが届き、注文完了
ネットで商品を買うことに抵抗感がある人もいます。「詐欺なのでは?」と思われてしまっては、商品を買ってもらうどころではありません。
読者の不安を解消するためにも、詳細な手順を書くようにしてください。さらに手間をかけられる場合には、実際の購入画面を写真として入れ込むと効果的です。
キラーページを作るときの注意点③集客は意識しない
すでに紹介しましたが、キラーページは集客には向いていません。「キラーページだけで収益を得たい!」という気持ちもわかりますが、商品を売りづらくなるのでやめましょう。
集客のための文章と商品を販売するための文章はまったく別物です。無理に組み合わせようとすると、商品の魅力が伝わりにくくなり、収益が上がりにくくなってしまいます。
キラーページでは、集客は意識せず、商品を魅力的に紹介することだけに集中してください。
まとめ|キラーページを作成してブログ収益を得よう
キラーページについて紹介してきました。キラーページは収益化を目指す記事のこと。ブログに入れ込むことで、ブログで収益を得られるようになります。
キラーページを作るときには、以下5つのポイントを意識してください。
- ペルソナを設定する
- タイトルはキャッチーにする
- よい側面と悪い側面の両方を書く
- あなた自身の信頼も意識する
- クチコミを活用する
5つのポイントを実践することで、成果の出やすいキラーページが作れます。ぜひ実践してみてくださいね。
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