この記事は、「『物語シリーズ セカンドシーズン』がどんな作品か知りたい」「『物語シリーズ セカンドシーズン』がどのような作品か知りたい」方向けに書かれています。
また、『物語シリーズ セカンドシーズン』ではどのキャラクターが登場するのか知りたい、あらすじを知りたいという方もいるかもしれません。
そこで、本記事では『物語シリーズ セカンドシーズン』がどんな作品で誰が登場するか、そして口コミや視聴方法も詳しく解説していきます。
この記事を読めば、『物語シリーズ セカンドシーズン』について知ることができるので、よりスムーズに本編を視聴することができます。ぜひ参考にしてみてください。
『物語シリーズ セカンドシーズン』はどんな作品?
『物語シリーズ セカンドシーズン』は2013年に放送されたアニメです。西尾維新の小説である「猫物語 白」「傾物語」「囮物語」「鬼物語」「恋物語」の5つの小説をアニメ化した作品です。
また、総集編として「猫物語 黒」「化物語」「偽物語」の内容をおさらいする回が3つあります。
原作の『セカンドシーズン』には「花物語」も含まれていましたが、『セカンドシーズン』では放送されませんでした。代わりに、2014年に特番として5週に分けて放送されました。
小説5巻分の内容ということもあり、時系列が分からなくなってしまう方もいるかと思います。そこで、次の章では『物語シリーズ』の時系列をおさらいしていきます。
『物語シリーズ 』の時系列をおさらい
『セカンドシーズン』で新たに原作小説5巻分の話がアニメが放送されました。そのため「物語シリーズ」の時系列が分からなくて困っているという方もいるではないでしょうか。
そこでこの章では、『物語シリーズ セカンドシーズン』までに放送された『物語シリーズ』の時系列を紹介していきます。時系列順に作品を並べると以下のようになります。
- 「猫物語 黒」
- 「化物語」
- 「偽物語」
- 「傾物語」
- 「鬼物語」
- 「猫物語 白」
- 「囮物語」
- 「恋物語」
時系列順に並べてみるとわかることとして、放送順と時系列は全く関係ないということです。『セカンドシーズン』内の作品でさえも時系列順で放送されていません。
そのため、もし時系列順で作品を観たいという方はこの章で紹介した時系列順を参考にして視聴してみてください。
『物語シリーズ セカンドシーズン』のあらすじ
『セカンドシーズン』では「猫物語 白」「傾物語」「囮物語」「鬼物語」「恋物語」の5作品が収録されているので、あらすじも作品ごとに紹介していきたいと思います。
「猫物語 白」のあらすじ
「偽物語」において阿良々木姉妹の怪異事件を解決した後、私立直江津高校は第2学期が始まろうとしていた。そんな時に羽川 翼は虎の姿をした怪異に出会ってしまいます。
怪異から何もされず安心していたのもつかの間、虎に出会った同日に翼の家は全焼してしまう。家を失ったために学習塾跡、戦場ヶ原家、阿良々木家と点々として過ごすことになってしまうのです。
翼は虎の怪異の正体を探り、そして自分の中に宿る気持ちと向き合うことを決意します。
「傾物語」のあらすじ
高校3年生の阿良々木 暦は受験勉強をする反面、夏休み最終日だというのに宿題に手をつけていませんでした。そこで暦は吸血鬼の忍野 忍にタイムマシンで昨日に戻りたいと言うのでした。
暦は冗談のつもりでしたが、忍は本当に過去に連れていくことができると言い出します。時間移動のために北白蛇神社に向かう暦と忍、すると忍が神社に集まった霊的エネルギーを用いて過去に戻るゲートを出現させます。
過去に戻ることができた暦と忍だったが、戻った日は夏休み終了前日ではなく11年前の5月13日でした。過去の世界を楽しんでいた暦だったが、ふと八九寺 真宵を助けることができないかと思いつくのでした。
「囮物語」のあらすじ
中学生の千石 撫子は10月31日に学校の自分の下駄箱に白い蛇を見つけました。その蛇は一瞬で消えてしまいますが、その後も撫子はたびたび同じ白いに遭遇します。
白い蛇に遭遇したとある日、撫子は白い蛇から自分のご神体を探してほしいと頼まれます。過去に同級生の呪いを解くために蛇を八つ裂きにしていたこともあり、償いの気持ちから白蛇からの頼みを受け入れてしまいます。
無事、白い蛇のご神体を手に入れた撫子でしたが、ご神体の影響で蛇神の怪異になってしまうのでした。怪異になってしまった撫子を救うべく、暦が忍とともに北白蛇神社に向かうのでした。
「鬼物語」
「傾物語」において八九寺を救うための冒険を終えて元の時間に戻ってきた暦は、八九寺と雑談をしていました。
阿良々木家に場を変えると、八九寺が先日忘れていったリュックサックを返そうとした時、突如として真っ黒で視認できない謎の存在が出現するのでした。
身の危険を感じ全力で逃げる暦と八九寺ですが、逃げ切ることがなかなかできないのでした。ですが、偶然出会った斧乃木 余接に助けられ窮地を脱します。
学習塾に逃げ込んだ暦・八九寺・斧乃木は謎の黒い存在「くらやみ」の正体について考えるのでした。
「恋物語」のあらすじ
11月、蛇神の怪異になってしまった千石 撫子は阿良々木 暦を殺そうとしていました。しかしその時に、恋人である戦場ヶ原は自分の命を引き換えに暦の命を助けてほしいと懇願するのでした。
取引の結果、戦場ヶ原は死ぬまでの半年の猶予をもらったのでした。そして2か月後の1月1日に、戦場ヶ原はかつて自分を騙した相手である貝木 泥舟に撫子を騙し暦を救えないか相談するのでした。
貝木は請け負うつもりはありませんでしたが、貝木なりの判断で戦場ヶ原の依頼を承諾します。神を騙すという前代未聞の大仕事が始まるのでした。
『物語シリーズ セカンドシーズン』の登場人物
『セカンドシーズン』では多くのキャラクターが登場するので誰がだれか混乱しがちです。そこで、この章では『セカンドシーズン』で登場する主要な人物について紹介していきます。
阿良々木 暦(CV.神谷 浩史)
「傾物語」「鬼物語」での主人公。春休みにとある事件に巻き込まれ吸血鬼の特性が一部体に残ったままになっています。自身が怪異体質なために怪異を引き寄せやすくたびたび被害に遭っています。
羽川 翼(CV.堀江 由衣)
「猫物語 白」における主人公。暦と同じクラスで学級委員長をしています。「化物語」や「猫物語 黒」のときは三つ編みで眼鏡をかけていたが、本作ではショートカットにしコンタクトレンズを着用しています。
戦場ヶ原 ひたぎ(CV.斎藤 千和)
「物語シリーズ」におけるメインヒロイン。紫色の髪の少女。「化物語」では蟹の怪異に悩まされていたところを暦たちに救われます。夏に入ったと同時に髪を切りボブヘアーになっています。
貝木 泥舟(CV.三木 眞一郎)
「恋物語」における主人公。詐欺師であり、かつて戦場ヶ原家を崩壊させた張本人。いつも喪服のような黒いスーツを着ています。口癖は「今回の件からお前が学ぶべきことは~」。
千石 撫子(CV.花澤 香菜)
「囮物語」における主人公。中学二年生で学級委員を務めています。同級生の兄であった暦に密かに恋をしています。白い蛇の頼みを受けたために蛇神の怪異になってしまいました。
『物語シリーズ セカンドシーズン』のキャスト
登場人物を知ったら、声を務めているキャストについても知りたいという方もいるのではないでしょうか。そこでこの章では『物語シリーズ セカンドシーズン』での主要キャラクターのキャストを紹介していきます。
まず、シリーズ全体を通しての主人公・阿良々木 暦を演じるのは神谷浩史です。「進撃の巨人」で「リヴァイ・アッカーマン役」を務めるなど数々の作品で活躍しています。
次に、メインヒロインの戦場ヶ原 ひたぎ役を務めるのは斎藤 千和です。戦場ヶ原の心の変化にともない徐々に情緒豊かになっていく演技に注目です。
最後に、「囮物語」での主人公・千石 撫子役を務めるの花澤 香菜です。アニメの声優だけではなく、映画の吹き替えやCM、歌手など幅広く活躍しています。
『物語シリーズ セカンドシーズン』のみどころ
『物語シリーズ セカンドシーズン』のどこに注目して見ればいいのか知りたい方もいるのではないでしょうか。そこでここでは『セカンドシーズン』の見どころについて解説していきます。
単刀直入に言いますと、見どころは聞き逃し禁止のシリアスシーンです。『セカンドシーズン』では特に「囮物語」「恋物語」においてシリアスシーンが注目なストーリー展開になっています。
「物語シリーズ」は会話を主としてストーリーが展開されていきます。なので会話で戦う詐欺師が主人公となっている「恋物語」では、西尾維新さんの良さが詰まった会話がなされていきます。
アニメは戦闘シーンが1番好きだという方には退屈かもしれません。しかし、戦闘シーンに負けないほどの会話での戦いが繰り広げられますので、最後まで飽きずに見ることができると思います。
『物語シリーズ セカンドシーズン』を見た筆者の感想
実際にアニメを見る前に視聴した感想を知って参考にしたいと考える方もいるのではないでしょうか。そこでここでは筆者が『セカンドシーズン』を見た感想を紹介します。
『セカンドシーズン』全体を通しての筆者の感想は、キャラクターのそれぞれの感情が魅力的だということです。例としては、「猫物語 白」での羽川、「囮物語」で千石・戦場ヶ原などが挙げられます。
キャラクターの感情がストーリーに直結することもありますが、特に物語を通して感情に対してキャラクターが必死に向き合おうとする場面は感動しました。
今までの「物語シリーズ」では見られなかったキャラクターの心情を知り楽しむことができるので、ぜひ過去の「物語シリーズ」を視聴して『セカンドシーズン』見てみてください。
『物語シリーズ セカンドシーズン』のネットでの口コミ
筆者の感想だけでなく、一般的な意見を知りたいという方もいるのではないでしょうか。そこで、ここではネット上における『物語シリーズ セカンドシーズン』の口コミを紹介していきます。
化物語セカンドシーズン、恋物語まで完走しました。
恋が面白いってレベルじゃない、ダークヒーローが好きな人はマジで見たがいいレベル。
恋、囮を是非見て欲しい。
ってか原作買いにいこう。
戯言は物語シリーズ読み終わってだな。— Rippo@いぇー (@ripobitande) May 11, 2014
物語シリーズセカンドシーズン一挙見てた。昨晩と今朝にわけて見た昨晩眠かったんで。シリーズで恋物語が一番好き。構成も主役も内容もラストも凝縮されてる。それもこれまででキャラクター基盤ができあがってるからだが。やはり物語シリーズ好きだ。質が落ちないのが素晴らしい。
— 七色トルエ🎤不調で反応できません (@true7parrots) May 8, 2014
『セカンドシリーズ』には「猫物語 白」から「恋物語」までの5作品が収録されていますが、特に「恋物語」 が面白かったという口コミが見受けられました。
ダークヒーローなどのように一味違った主人公が活躍する回が多いので、「普通の主人公に飽きてきた」「刺激的な主人公がみたい」という方には特におすすめです。
また、「構成が凝縮されている」との意見もありました。『セカンドシーズン』ではそれぞれの作品で伏線があり作品同士が繋がっていることも一つの魅力です。
『物語シリーズ セカンドシーズン』の視聴方法
ここでは、『物語シリーズ セカンドシーズン』の視聴方法について3つ紹介していきます。
視聴方法の1つ目は、「DVD・Blu-rayを購入する」です。DVDやBlu-rayはAmazonで販売されているので、家に居ながら気軽に注文することができます。
視聴方法の2つ目は、「レンタル」です。TSUTAYAなどのレンタルビデオ店で借りれば購入するよりも安価で視聴できます。また、TSUTAYAはオンラインで注文でき、手間をかけることなく視聴できます。
視聴方法の3つ目は、「動画配信サイトで視聴する」です。U-NEXTやdアニメストアでは新規登録者に無料お試し期間が設けられているので、まだ登録していない方は無料で見ることができるのでおすすめです。
まとめ
『物語シリーズ セカンドシリーズ』は2013年に放送されたアニメで、「猫物語 白」「傾物語」「囮物語」「鬼物語」「恋物語」の5作品で構成されています。
「物語シリーズ」の時系列をおさらいすると「猫物語 黒」「化物語」「偽物語」「傾物語」「鬼物語」「猫物語 白」「囮物語」「恋物語」の順になります。
阿良々木暦だけでなく、羽川翼・貝木泥舟など様々なキャラクターが主人公を務めます。それぞれの作品がつながる構成になっているので伏線に注目しながら見るとより楽しめます。
Amazonでの購入のほか、レンタル、U-NEXTなどで視聴することができます。どれも自宅に居ながらできますので自分に合った方法を試してみてください。
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